〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市で急性呼吸器感染症の患者が急増しており、9月28日〜10月4日の1週間で3万4664人が確認され、直前4週間の平均と比べて64%以上増加した。
ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)が10月14日に発表したもので、インフルエンザウイルスの感染も拡大している。
同期間にはインフルエンザの陽性例が151件確認され、年初からの累計感染者数は397人に達した。
ウイルスの型別検査ではA型インフルエンザが優勢で、特にH1 2009型が116件と全体の約77%を占めた。
感染者増加の背景には、季節の変わり目による気象条件の変化に加え、学校の再開によって児童・生徒や学生が集まり、呼吸器感染症が広がりやすくなっていることがあるとみられている。
HCDCは感染状況を把握するため、市内の病院や地域医療センターなど29の医療機関で検体採取と検査を実施し、地域内で発生した集団感染の監視も強化している。
感染者数は今後も高い水準で推移する恐れがあるとして、特に重症化や合併症のリスクが高い高齢者や基礎疾患のある人に注意を呼びかけている。
市民には、石けんを使ったこまめな手洗いや、せき・くしゃみの際にティッシュや肘で口と鼻を覆うなど、基本的な感染対策の徹底を求めている。
発熱、せき、喉の痛み、鼻水などの症状が現れた場合は、マスクを着用して他人との濃厚接触を避け、速やかに医療機関を受診するよう推奨している。
また、インフルエンザの感染予防と重症化リスクの軽減に向け、保健当局の指導に従って毎年ワクチンを接種することも重要だとしている。





































