〈写真:CACC〉
ベトナムのドンナイ市で、不法入国した外国人43人が滞在していたことが発覚し、複数の住宅を借りて住居を手配していた30歳のベトナム人女性が立件された。
同市公安が10月20日に発表したもので、女性は外国人の不法滞在を手助けしたほか、オンライン詐欺にも関与していたことが捜査で明らかになった。
警察は6月23日夜〜24日未明、チャンビエン地区とタムヒエップ地区にある宿泊施設12か所を一斉に調査し、D5通りの住宅2軒で合法的な入国書類を持たない外国人35人、別の2か所でさらに6人を発見した。
その後の捜査で、計43人の外国人が不法入国し、規定に基づく一時滞在登録も行っていなかったことが判明した。
捜査の結果、住居の手配で中心的な役割を担っていたのは、チャンビエン地区在住のグエン・ティ・トゥイ・リン容疑者(30)であることが分かった。
リン容疑者は2017年から中国籍のリー・クン容疑者と事実婚関係にあり、2人の間には子供が1人いる。
2026年5月初旬、リー容疑者はWhatsAppの「Co Co」というアカウントを通じ、ライブ配信による商品販売の仕事でベトナムを訪れる外国人約30人の滞在先を探すよう依頼された。
これを受けて2人は住宅を借り、その後もリン容疑者がD5通りの住宅2軒やマンション「Topaz Twins」の部屋などを契約して外国人の滞在先を確保した。
リン容疑者は自ら賃貸契約を締結し、リー容疑者や外国人から家賃を受け取ったほか、監視カメラの設置や室内の改修、ベッドや生活用品の購入なども手配していた。
また、別の中国人から依頼を受けて住宅を紹介したり、中国人男性のために借りたマンションに外国人3人を滞在させたりしていたことも判明している。
さらに捜査では、リン容疑者がベトナム人2人と中国人1人を誘い、米国人に架空のTesla充電ステーションへの投資を持ちかけ、1090.21USDT(約17万円)相当の暗号資産をだまし取っていたことも明らかになった。
警察はこの事件に関連してパソコン5台、携帯電話11台、タブレット端末1台を押収し、7月2日にリン容疑者を電子通信手段を悪用した財産詐取の容疑で立件した。
一方、6月24日の一斉調査ではD5通りの住宅で中国人3人による賭博行為も発覚し、賭博に使われた1390万ドン(約8万5000円)が押収され、3人は7月3日に立件された。
7月6日には、外国人の不法滞在を組織した容疑でリー容疑者が立件・勾留され、リン容疑者も同じ容疑で立件されたが、幼い子供を養育していることから居住地からの移動を禁止する措置が取られた。
警察は関連事件の捜査を終え、被疑者らの起訴を求めて検察当局に事件を送致した。





































