〈写真:イメージ画像〉
ベトナム北部ランソン省の名物料理「カウニュック」をインターネットで注文した消費者から、豚足の骨などが届いたとの苦情が相次ぎ、省当局が販売実態の調査に乗り出した。
問題となっているのは、ランソン省タットケー地区の名物料理としてFacebookなどで販売されていた容器入りのカウニュックで、購入者からは料理の代わりに豚足の骨が数個しか入っていなかったとの声が上がっている。
中には、豚の毛が残った皮が2切れ入っていたケースもあり、商品を受け取った後に販売者と連絡が取れなくなったという苦情も寄せられた。
こうした被害を訴える投稿がSNS上で広がると、問題の商品を販売していた複数のFacebookページが閉鎖された。
事態を受け、ランソン省人民委員会のディン・フー・ホック常任副主席は、省市場管理局に対し、文化・スポーツ・観光局や公安などの関係機関と連携し、販売実態や苦情内容を調査するよう指示した。
調査結果は10月25日までに省人民委員会へ報告することが求められている。
当局の初期調査では、販売者の所在地はハノイ市で、商品は配送会社Viettel Postを通じて発送されていたことが判明している。
また、販売者の電話番号から特定された製造元の住所には、閉鎖された小規模な店舗が並んでおり、営業実態を確認できない状態だった。
省当局は今後、商品の原産地や商標保護に関する調査を進め、結論が出た段階で結果を公表する方針である。
カウニュックは、豚肉を香辛料などで味付けして柔らかく調理した伝統料理で、ランソン省タットケー地区を代表する特産品として知られ、祝祭日や結婚式などでも提供される。
タットケー地区の人民委員会は、実際の商品と異なる内容で特産品の名称を使用して宣伝する行為は、消費者の誤認を招き、地域の特産品に対する信頼や生産者の評判を損なう恐れがあると警告している。
消費者に対しては、SNS上の商品名や広告画像だけで購入を判断せず、製造元の所在地や連絡先、商品表示などを確認するよう呼びかけた。
注文内容と異なる商品が届いた場合には、商品の写真や包装、取引記録などを保管し、関係当局へ通報することを推奨している。







































