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ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)は10月21日、市内で5例目となる髄膜炎菌感染症を確認したと発表し、感染者と濃厚接触した99人に抗菌薬を予防投与したことを明らかにした。
市内では14〜20日に計5人の児童・生徒が感染し、うち1人が死亡している。
新たに感染が確認されたのは、ビンズオン街区のゴー・トイ・ニエム校に通う12歳の男子生徒で、髄膜炎菌の血清群Bへの感染が判明した。
男子生徒は13日に発熱や喉の痛み、頭痛を発症し、15日に髄膜炎と診断されて第2小児病院に入院した。
20日に脳脊髄液のPCR検査で髄膜炎菌が検出され、21日にホーチミン市パスツール研究所が血清群Bと特定した。
男子生徒は過去に血清群A、C、Y、Wに対応するワクチンを1回接種していたが、血清群Bに対応するワクチンは未接種だった。
現在は発熱や嘔吐がなく、頭痛も軽減しており、引き続き第2小児病院で治療を受けている。
HCDCは20日に感染報告を受けた後、地元保健当局と協力して疫学調査を実施し、家庭や学校で濃厚接触した99人を特定して抗菌薬アジスロマイシンを予防投与した。
学校では教室の清掃・消毒に加え、児童・生徒が使用する寝具などの洗濯も実施し、濃厚接触者については最後の接触から10日間にわたり健康状態を監視する。
HCDCは今回の感染について、これまでの集団感染とは別の散発的な症例であり、速やかに感染拡大防止措置を講じたと説明している。
先に確認された4人はいずれもハイ・バー・チュン中学校の生徒で、感染拡大は適切に抑えられており、濃厚接触者2031人に抗菌薬が予防投与された。
HCDCによると、地域社会では5〜25%の人が髄膜炎菌を鼻や喉に保有していても、症状が現れない場合がある。
現在はインフルエンザなどの呼吸器感染症が増加する時期でもあり、髄膜炎菌が体内に侵入して髄膜炎や敗血症を引き起こしやすい条件が整っているという。
保健当局は、石けんによる手洗いや咳エチケットの徹底、食器や飲料容器の共用を避けること、室内の換気に加え、医療従事者の指示に従った髄膜炎菌ワクチンやインフルエンザワクチンの接種を呼びかけている。
また、子どもに高熱と激しい頭痛、嘔吐、首の硬直、出血性の発疹、意識状態の異常などが現れた場合は速やかに医療機関を受診し、医療従事者の指示なく抗菌薬を使用しないよう注意を促している。








































