〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市公安は10月22日、市内のバーで薬物検査に陽性反応を示した6人の発見をきっかけに、省をまたぐ大麻密売組織を摘発し、計151人を拘束したと発表した。
10月19日時点で拘束された151人のうち、81人については刑事立件に必要な証拠が確認され、残る70人には行政処分や管理措置が適用された。
捜査当局は、大麻176.2kgと大麻オイル入り電子たばこ178本のほか、事件に関連する多数の証拠品を押収した。
事件の発端となったのは、10月7日未明に実施されたホーチミン市中心部のヴォー・ヴァン・キエット通り492番地にあるバー「Aplus Sài Gòn」への立ち入り検査である。
公安の薬物犯罪捜査部門が地元警察などと合同で検査を行ったところ、6人から薬物の陽性反応が確認された。
公安は薬物使用者の摘発にとどまらず捜査を拡大し、チャン・フイ・ロン容疑者が中心となって運営する組織的な大麻密売ネットワークの存在を突き止めた。
この組織はホーチミン市やベトナム南西部の複数の省で活動しており、ドンタップ省やビンロン省を拠点に大麻の輸送、集積、保管を行い、ホーチミン市へ持ち込んで販売していたとされる。
容疑者らは匿名アカウントや秘匿性の高い通信アプリ、インターネット上の非公開グループを利用して取引を行い、大麻を一般の荷物に偽装して宅配サービスで輸送していた。
また、薬物使用者が別の場所で薬物を摂取した後にバーなどの娯楽施設へ移動するケースも確認され、公安による発見や摘発を難しくしていた。
公安は電子データの解析などを活用し、関係する各省の警察や検察機関と連携しながら、輸送・保管・販売に関与した人物を順次特定した。
ホーチミン市公安は10月20日、今回の大規模摘発に貢献した警察官や関係部門への表彰式を実施した。
捜査当局は現在も組織への大麻供給ルートを追跡するとともに、関係者の役割を詳しく調べ、事件の全容解明を進めている。






































