〈写真:Công an Hà Nội〉
ハノイ市公安は10月23日、卒業証書や資格証明書など約1500件を偽造・販売した全国規模の組織を摘発し、大学講師2人を含む10人を立件したと発表した。
組織は2024年から偽造書類を製造・販売し、30億ドン近く(約1800万円)の不正利益を得ていたとされる。
立件された10人のうち8人が勾留され、大学講師のドー・ハイン・ズン容疑者(47)とチャン・ティ・トア容疑者(41)には、居住地を離れることを禁止する措置が取られた。
公安の調べによると、ホーチミン市在住のホアン・バン・ダット容疑者(33)とチャン・アイン・ハオ容疑者(31)が2024年初めに偽造書類の製造を計画し、カラー印刷機や印章製造機、パソコンなどを購入したほか、高校や大学、行政機関、公証事務所などの偽造印章を数百個用意していた。
組織はFacebookの複数のアカウントや専用ウェブサイトを通じて購入者を募り、偽造書類を1件100万〜200万ドン(約6100〜1万2000円)で販売していた。
製造作業には月給600万ドン(約3万6000円)で雇った作業員を従事させ、証書用紙の裁断やラミネート加工、押印などを担当させていた。
さらに、摘発を逃れるために複数の省・市に配送網を構築し、配達担当者には注文1件当たり10万〜30万ドン(約610〜1800円)の報酬を支払っていた。
捜査では、首謀者の2人が大学講師のズン容疑者とトア容疑者とも結託し、学生の需要に応じて卒業証書や資格証明書の提供・偽造を行っていたことが明らかになった。
公安当局は9月24日、捜査員ら60人を4班に分け、ホーチミン市、ハノイ市、ランソン省、クアンニン省で一斉に関係者の拘束や事情聴取を実施した。
捜索では数百個の印章や証書用紙、偽造に使用する機械・設備などを押収したほか、偽造書類を購入・使用した20人を特定し、54点の偽造書類を押収した。
また、一部の私立幼稚園では、必要な専門資格を持たず、十分な訓練を受けていない職員の採用書類を整えるために、偽造された卒業証書や資格証明書が使用されていたことも判明した。
公安当局は、専門性を欠く職員の採用が子どもの安全を脅かし、暴力行為につながる恐れもあると警告しており、企業や教育機関に対して採用時の証明書の真正性確認を徹底するよう呼びかけている。










































