〈写真:イメージ画像〉
ベトナム北部で10月としては1991年以降初となる広域的な猛暑が発生し、各地で最高気温が過去の記録を更新した。
北部では通常、広範囲の猛暑は9月末までに収まるが、今年は9月28日〜10月2日にかけて最高気温35〜37℃の暑さが続き、10月に入っても異例の高温となった。
過去の最高気温に達したか、それを上回った気象観測所は9月の13カ所から10月には42カ所に増加した。
特にソンラ省イエンチャウでは10月3日に38.3℃、ライチャウ省ムオンテでは2日に38℃を観測し、いずれも従来の最高記録を0.8℃上回った。
今回の猛暑はエルニーニョ現象が強まる中で発生しており、太平洋赤道域中央部の海面水温を示す指標「ニーニョ3.4」の水温は、長年の平均を2.4℃上回っていた。
一方、ベトナム国立水文気象予報センターによると、10月下旬は弱い寒気と東風の乱れの影響で、全国的に雷雨が増える見通しである。
北部では26日夜〜30日にかけて断続的に雨が降ると予想され、最高気温は30〜33℃と、直近の暑い日より2〜3℃低下する見込みである。
中部では27日からタインホア省〜フエ市にかけて雷雨が発生し、28〜30日には雨の範囲が中部全域へ広がる可能性がある。
局地的に強い雨が降る恐れはあるものの、東風の乱れは比較的弱く、中部全域で大雨となる兆候は現時点で確認されていない。
中部高原地域と南部では南西モンスーンの勢力が弱まり、27日までは降雨が減少する見通しである。
28日以降は中部高原地域で散発的なにわか雨や雷雨が発生し、南部ではさらに広い範囲で雷雨となると予想されている。
今週の最高気温は中部高原地域で29〜32℃、南部で32〜34℃となる見込みである。







































