〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市では、タンロン橋やコーリン交差点など主要幹線道路で工事用フェンスによる車線縮小が相次ぎ、朝夕のラッシュ時を中心に深刻な交通渋滞が発生している。
市内では現在、11件の重点事業に伴い計62カ所に工事用フェンスが設置されており、中心市街地から郊外への主要道路まで広範囲に影響が及んでいる。
市北部の玄関口に位置するタンロン橋では、10月28日朝、ノイバイ国際空港から市中心部へ向かう方向で約2km、反対方向でも約3kmにわたって車列が続いた。
橋の北側では車両重量計測所の設置工事によって1車線が使用できなくなり、両方向の車両が残る車線を利用する状態となっている。
同橋の交通量は1日10万〜12万台に達し、設計上の処理能力の6〜8倍に上る。
工事に伴い、10月9日〜11月10日の午前5時〜午後10時は、積載量2トン以上のトラックと定員16人以上の旅客車両の通行が禁止され、路線バスもニャッタン橋経由に変更されている。
ロンビエン地区のコーリン交差点でも、2025年10月に始まった地下道建設工事の影響で慢性的な渋滞が発生しており、総投資額は7470億ドン(約46億円)、地下道の延長は約600mとなる。
同交差点とダムクアンチュン通りでは、従来4〜5車線分の幅があった道路の通行可能な面積が約3分の1まで縮小し、ヴィントゥイ橋やハノイ〜ハイフォン高速道路、イオンモール・ロンビエン方面から流入する車両が集中している。
市中心部に近いギータム通りでは、トゥーリエン橋と接続道路の建設工事に伴い、中央分離帯に沿って約150mのフェンスが設置され、道路幅の縮小によって車両の通行速度が低下している。
10月21日からはギータム通りとイエンフー通りの一部区間でも大型車両の通行規制が始まり、周辺道路に迂回車両が集中して渋滞が発生している。
チャンフンダオ橋の建設現場があるボーデー地区でも、橋脚や接続道路の工事によって道路の一部が封鎖されている。
同地区では街灯や信号機の整備が不十分なため、複数方向から流入する車両が交錯し、特に夜間の混雑が深刻となっている。
ザンボー地区からロンビエン地区へ通勤する男性は、仕事帰りに橋の前後で渋滞に巻き込まれ、移動に約1時間かかると説明した。
この男性は、どの橋を利用しても渋滞が避けられず、朝は始業時刻の2時間前に当たる午前5時30分に起床しているという。






































