〈写真:イメージ画像〉
ベトナム科学技術省は、中古スマートフォンやパソコン、デジタルカメラなどの電子機器の輸入を禁止する通達第63/2026号を公布し、2027年1月1日から施行する。
禁止対象には、中古の電子機器本体だけでなく、修理や部品交換によって新品と同等の機能・品質・外観に再生された製品も含まれる。
対象製品はHSコード(国際的な商品分類番号)に基づいて指定されており、パソコンや自動データ処理装置などのHSコード8470・8471に分類される製品が含まれる。
スマートフォンや携帯電話、有線・無線ネットワークを通じて音声・映像・データを送受信する通信機器も、HSコード8517に該当する中古製品は輸入禁止となる。
さらに、マイク、スピーカー、ヘッドホン、音声増幅装置、デジタルカメラ、ビデオカメラ、テレビカメラ、無線通信機器、レーダー、航法装置、無線遠隔操作機器なども対象に含まれる。
モニターやプロジェクター、テレビ受信機器のほか、対象製品に使用される中古の部品、付属品、電子部品、組立部品についても、該当するHSコードに応じて輸入が禁止される。
ただし、すべての中古電子機器が一律に輸入禁止となるわけではなく、通達で指定されたHSコードに該当する製品が規制対象となる。
HSコードが4桁で指定されている場合は、その分類に属するすべての8桁コードが対象となり、6桁で指定されている場合は対応する8桁コードに規制が適用される。
8桁のコードが個別に指定されている場合は、該当する製品のみが輸入禁止となる。
一方、半導体産業に関連する中古の生産ラインや機械・設備については、一定の条件を満たす場合に輸入が認められる。
具体的には、半導体集積回路の製造・パッケージング・検査に関する投資プロジェクトや、デジタル技術製品・サービスの教育、研究開発に直接使用する設備で、法令上の条件を満たし、輸入禁止リストに該当しないものが対象となる。
企業や研究・教育機関であっても、生産や研究、教育目的であれば中古設備を無条件に輸入できるわけではない。
なお、2027年1月1日の施行前に所管当局から輸入許可を取得した製品については、許可文書に記載された内容と有効期間に従い、引き続き輸入が認められる。






































