〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市のマイチートー大通りで、2025年末に供用が始まった自転車優先レーンにバイクが相次いで進入し、朝夕の渋滞時には長蛇の列ができる状況となっている。
11月3日午前7時30分ごろ、中心部方面に向かう車両がチャンナオ通りやグエンコータック通りとの交差点付近で渋滞し、一部のバイクが歩道上の自転車優先レーンを走行して右折する様子が確認された。
当初は数台だったバイクが次々と増え、レーンを埋めるように長い列を形成し、自転車利用者がバイクの間を縫って走行する場面もみられた。
近隣に住む25歳の女性は、自転車優先レーンの整備によって安全で快適に走行できるようになった一方、渋滞時には多くのバイクが進入し、レーンの大部分を占拠していると指摘した。
バイクで通勤する38歳の男性は、交差点で直進車が右折用の通路をふさいでいることが多く、遅刻を避けるため、バイクの通行が認められていないと知りながら自転車優先レーンを利用することがあると説明した。
問題となっている自転車優先レーンは、ホーチミン市で初めて導入されたもので、マイチートー大通りのグエンコータック通り交差点からD1までの両側に、総延長約6kmにわたって整備された。
大部分は歩道上に幅2mで設置され、バイクや自動車の進入は禁止されているが、橋の区間では幅1.5mの赤褐色のレーンとなり、ほかの車両も自転車を優先する条件で通行できる。
カットライ交通警察隊は、供用開始以降、歩道上の自転車優先レーンを走行したバイクを複数摘発しており、車道が渋滞していてもバイクの進入が認められるわけではないと強調している。
ホーチミン市建設局傘下の都市交通管理運営センターによると、トゥーティエム地区のルオンディンクア通りでインフラ工事に伴う通行規制が行われた影響で、マイチートー大通りに交通が集中している。
特にチャンナオ通りとグエンコータック通りの交差点では、午前7〜9時と午後4〜6時に渋滞が激しくなり、自転車優先レーンへのバイク進入も多く確認されている。
市当局は渋滞緩和と違反防止に向け、交通警察と連携してマイチートー大通りとチャンナオ通りの交差点改良や、ラッシュ時における自動車の左折制限を提案する方針である。
また、主要交差点での交通整理を強化するとともに、ルオンディンクア通りの工事を早期に完了させ、マイチートー大通りへの交通集中を緩和する考えである。
自転車優先レーンの整備は全3段階で計画されており、第2段階ではD1からドンヴァンコン通りまでと、グエンコータック通りからサイゴン川トンネル上部の公園付近まで延伸し、2027年第3四半期の供用開始を予定している。
最終段階ではドンヴァンコン通りからボーグエンザップ通りの自転車レーンまで接続し、2028年第2四半期の完成を目指しており、全区間の整備後はメトロ駅と直接つながる自転車ネットワークの形成が期待されている。









































