〈写真:イメージ画像〉
ハノイ市各地で、土地利用や建築規制に違反する工場、飲食店、仮設建築物などの撤去が相次いでおり、市当局は対象施設の処理を2027年第2四半期までに完了する方針である。
ハノイ市警察の報告によると、市内には約1万件の違反施設・建築物があり、このうち2400施設超は消防・救助に関する規定への違反で営業停止命令を受けている。
市内の各地区では、土地管理や建築秩序の是正に加え、火災リスクの軽減を目的として、違反施設の撤去を進めている。
スアンフオン街区のフックジエン地区では、10月下旬から承認済みの都市計画に適合しない鉄骨造やトタン屋根の建築物を撤去しており、作業前には安全柵の設置や交通整理、一部地域の停電措置が実施された。
トゥーリエム街区でも、ミーディン地区の土地に設置されていたピックルボールコート、自動車整備施設、ビアレストランなどが撤去され、当局による強制執行ではなく、所有者が自主的に取り壊したという。
当局は事前に施設所有者へ通知し、関連法規や火災の危険性を説明しており、多くの所有者が再利用可能な建材を確保しながら自主撤去に応じている。
一方、タインリエット街区では違反建築物に対する強制撤去を実施し、第1段階で20件、合計1680㎡超の施設を対象とした。
同街区のブイ・フイ・ホアン人民委員会主席は、違反行為を法律に従って厳格に処理し、違反の長期化や新たな違反の発生を防ぐ方針を示している。
カウザイ街区のファム・ヴァン・バック通りでも複数の仮設建築物が撤去され、約1週間で数千㎡の土地から建築物がほぼ取り除かれた。
また、結婚式場を経営する女性は、10年以上前に当局から空き地での営業を勧められた経緯があると説明したうえで、今回の屋根部分の撤去方針に従う意向を示した。
ハノイ市は、是正対象となる施設や建築物について、2027年4〜6月の第2四半期中に処理を完了させる計画である。







































