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ベトナム文化・料理フェスティバル、大阪で初の海外開催
＜写真：thanhnien.vn＞
サイゴンツーリスト・グループは6月14日および15日の両日、大阪市鶴見緑地公園において「ベトナム文化・料理フェスティバル」を開催する。
本イベントが国外で開催されるのは今回が初の試みである。
同グループの会長であるファム・フイ・ビン氏は、本フェスティバルがベトナム文化および食文化を国際的に発信するための重要な一歩であると述べている。
サイゴンツーリストは、2022年から3年連続で「アジアで最も魅力的な料理フェスティバル」に選ばれ、さらに2023年および2024年には「世界で最も魅力的な料理フェスティバル」としても評価された実績を持つ。
これらの成果を背景に、日本での開催に至ったと説明されている。
会場ではベトナム北部・中部・南部を代表する計50品目の料理が提供され、調理を担当するのはサイゴンツーリスト傘下の15のホテルおよびレストランから派遣された50人のシェフである。
さらに、大阪市内のベトナム系飲食店も出店し、提供されるメニューの多様性を一層高める構成となっている。
文化プログラムとしては、民族楽器の演奏、日越アーティストによる音楽パフォーマンス、伝統工芸体験、民族舞踊、子ども向けの遊びなどが企画されており、来場者がベトナム文化を五感で体験できる内容となっている。
また、ベトナム出身の人気歌手に加え、若手アーティストであるDa LABなどの出演も予定されている。
飲食については、1品700円で料理およびドリンク付きのセットを楽しめるクーポン制が導入され、現地価格と比較しても手ごろな価格設定となっている。
本フェスティバルは在日ベトナム人コミュニティへの文化的貢献を目的とするほか、観光業界関係者のネットワーク構築を図る観光促進イベントも併開催される予定である。
主催者は本イベントを通じて日越両国間における観光分野での協力関係が一層拡大することを期待している。
サイゴンツーリストは「大阪の中心で『小さなベトナム』を体験できる貴重な機会」として、多くの来場を呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
