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ベトナムの製造業は8月も拡大を続け、S&Pグローバルの購買担当者景気指数(PMI)は53.3となり、7月の52.9から上昇した。
景況改善と悪化の分かれ目となる50を14カ月連続で上回り、8月の改善ペースは2月以来の高水準となった。
生産は16カ月連続で増加し、伸び率は2年超ぶりの高水準を記録したほか、新規受注も2025年10月以来の強い伸びとなった。
新製品の開発・投入や原材料供給の改善、顧客需要の回復、価格圧力の緩和などが生産拡大を支えた。
一方、新規輸出受注は4カ月ぶりに減少し、地政学的な不確実性が海外市場の需要に影響したとみられている。
新規受注の増加を背景に受注残は2カ月連続で増え、企業は原材料の購入を引き続き拡大したが、購入量の伸びは3カ月ぶりの低水準となった。
原材料在庫は5カ月ぶりの大幅な減少となり、完成品在庫も顧客への出荷が進んだことで4月以来の速いペースで減少した。
原油価格の上昇で燃料やプラスチック、輸送費は上がったものの、投入価格全体の上昇率は11カ月ぶりの低水準まで鈍化し、販売価格の上昇ペースも4カ月連続で減速した。
雇用は再び減少し、過去6カ月で5回目の縮小となった一方、メーカーは新製品や生産能力の改善、顧客需要を背景に今後12カ月の増産を見込んでいる。
ただし、企業の景況感は7月からやや低下し、中東での紛争発生前を下回る水準にとどまるなど、生産拡大の一方で輸出、雇用、企業心理には依然として弱さが残っている。







































