〈写真:イメージ画像〉
ベトナムでは現在、3000万ドル(約47億円)以上の資産を保有する超富裕層が1233人に達し、世界でも超富裕層の増加が速い国の一つとなっている。
10月3日に開かれた個人金融プランニングフォーラムでは、ベトナムの超富裕層の増加率が約59%に達しているとのデータが紹介された。
また、McKinsey & Companyの2023年の統計によると、ベトナムの個人金融資産は2022年時点で3600億ドル(約57兆円)に達し、2027年には6000億ドル(約95兆円)まで拡大すると予測されている。
2022年時点の個人金融資産は国内総生産(GDP)の約90%に相当するが、この統計には不動産や金などの主要な非金融資産は含まれていない。
フォーラムでは、今後こうした非金融資産の一部が金融資産へ移行することで、ウェルスマネジメント(資産管理)サービスへの需要が大きく拡大する可能性が指摘された。
顧客の需要も預金や保険、株式など個別の金融商品から、個人のライフサイクル全体を考慮した総合的な資産管理へ移りつつあるという。
一方、ベトナムの資産管理市場では、関連商品の不足や法的枠組みの未整備、資産管理アドバイザー向けの資格制度や共通基準が確立されていないことなどが課題として挙げられた。
富裕層や中間層の拡大が続く中、家計や民間部門に蓄積された資産を長期的な投資資金として経済へ循環させる仕組みの整備が、今後の市場発展に向けた焦点となっている。







































