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ベトナム中部クアンガイ省人民委員会は10月6日、児童婚、近親婚、医療の代わりに祈祷や迷信的行為を行うことの3つを根絶すべき慣習に指定し、住民への啓発活動を強化する方針を明らかにした。
同省の民族・宗教局が公表した情報によると、2021〜2025年に省内の少数民族地域で成立した婚姻は1万7169組で、このうち1601件が法定婚姻年齢に達しない児童婚、5件が近親婚だった。
児童婚は現在も一部の少数民族地域で続いており、省当局は法定年齢に達しない結婚を行わず、手助けや助長もしないよう住民に呼びかけている。
また、若年での結婚が健康や教育、就業、家庭生活などに及ぼす悪影響について周知し、児童婚の防止につなげる方針である。
近親婚については、法律で禁止されている婚姻関係を住民に理解してもらうとともに、遺伝性疾患のリスクや母子の健康への影響について啓発を進める。
さらに、病気の際に医療機関を受診せず、祈祷や迷信的行為に頼る慣習も根絶の対象とした。
特に、症状が現れても医療機関への受診を避けたり、治療を遅らせたりする行為や、健康・生命・財産に危害を及ぼす恐れのある行為を重点的に改善する。
ただし、省当局は地域ごとの文化や信仰を尊重する必要性も強調しており、精神的な意味を持ち、健康被害を引き起こさず医療行為を妨げない儀式まで根絶対象とするものではないと説明している。
省人民委員会は各地方行政機関に対し、問題となる慣習の実態や広がりを調査し、重点的に啓発活動を行う地域や住民層を特定するよう指示した。
啓発活動では、村の長老や地域の代表者、住民から信頼される人物、宗教関係者などの協力を得ながら、民族ごとの文化や言語、信仰、社会経済状況に配慮して継続的に取り組む。
すでにミンロン村では省の指示を受け、地域に残る不適切な慣習の廃止や改善に向けた啓発活動を進めるよう通知を出している。
クアンガイ省ではこれまでも学校や家庭、地域社会で児童婚や近親婚の防止に向けた啓発活動を実施しており、今回の方針によって取り組みをさらに強化する。







































