〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市中心部のトンドゥックタン通りに、新たな歩道橋2本が建設されることが分かった。サイゴン川を横断する歩道橋へのアクセスを改善するもので、2027年の旧正月前の完成を予定している。
市建設局が11月4日に明らかにしたもので、事業費は882億5000万ドン(約5億4000万円)を超える見込みである。事業は3月に市人民委員会が承認しており、Great Wealth社が建設費と運営管理費の全額を負担する。
建設・譲渡(BT)方式を採用するが、市側から事業者への支払いは発生しない仕組みとなっている。現在は建設に向けた既存インフラの移設作業が進められている。
歩道橋の建設場所は、グエンフエ通りとトンドゥックタン通りの交差点付近、タイバンルン通りとトンドゥックタン通りの交差点付近の2カ所である。
いずれも鉄骨構造で、移動に支障のある人が利用できるエレベーターや装飾照明を設置する。グエンフエ通り側には通常の階段とらせん階段を備え、タイバンルン通り側は網目状のアーチを特徴とする設計となっている。
交通量の多いトンドゥックタン通りでは歩行者の横断が難しい状況にあり、新たな歩道橋によって中心部とサイゴン川沿いの移動が安全で便利になる見通しである。
今回の事業には、サイゴン川沿いにあるバソン地区のB・C船着き場の改修も含まれる。
B船着き場では床面の補修に加え、手すりや緑地、休憩用ベンチ、照明、監視カメラ、トイレなどを整備する。船舶が旅客を乗降させるための設備も設けるが、船舶の係留には使用しない。
一方、C船着き場は花壇や緑地を中心とした空間に改修し、市民や観光客が散策や景観を楽しめる場所として整備する。
市建設局によると、歩道橋2本と船着き場の整備は、サイゴン川を横断する歩道橋と同じく2027年の旧正月前に当たる旧暦12月23日の完成を目指している。
サイゴン川横断橋は、中心部のバクダン埠頭と対岸のトゥーティエム地区を結ぶもので、Nutifood社が建設費を負担している。
橋の主要部分はすでに設置場所まで運ばれており、2027年の旧正月に合わせた供用開始に向けて整備が進められている。
これらの事業によって、グエンフエ歩行者天国からバクダン埠頭、サイゴン川を挟んだトゥーティエム地区までを結ぶ歩行者向けのネットワークが形成される予定である。










































