〈写真:イメージ画像〉
ベトナム北部では11月5日夜〜6日に弱い寒気が流入し、8〜9日にはさらに強い寒気の影響で気温が下がり、山岳地帯の一部では最低気温が13℃を下回る見通しである。
国家水文気象予報センターによると、5日夜〜6日は東寄りに偏った弱い寒気の影響で、北部の一部地域でにわか雨や雷雨が発生する可能性がある。
続く8〜9日には、より強い寒気が北部に流入し、北部から北中部にかけての最低気温は16〜19℃、北部山岳地帯の一部では13℃未満まで低下すると予想されている。
北部では肌寒くなり、山岳地帯では一段と冷え込む見込みである。
米気象情報サイト「AccuWeather」によると、ハノイ市の気温は週末まで21〜31℃で推移するが、その後は18〜25℃に下がる見通しである。
標高1500m以上のラオカイ省サパでは14〜19℃で推移した後、次の寒気流入によって最低気温が9℃まで低下すると予測されている。
強い寒気は海上の天候にも影響し、8日夜〜12日にはトンキン湾やクアンチ省南部からクアンガイ省にかけての海域で風力6〜7、突風で8〜9、波の高さが2〜4mに達する見込みである。
ホアンサ諸島周辺を含む南シナ海北部でも北東風が強まり、風力6〜7、突風で8〜9、波の高さは3〜5mと予想されている。
また、9〜12日にはタインホア省からフエ市、ダナン市、クアンガイ省からダクラク省にかけての各省東部で、広範囲に大雨が降る可能性がある。
これは低層の強い寒気に加え、上空の東風の乱れと中部特有の地形的影響が重なるためである。
今回の寒気流入は、10月の全国平均気温が観測史上最高を記録した直後のことであり、同月の平均気温は26.3℃と平年を1.74℃上回り、1961年以降の観測記録で10月として最も高かった。
全国148カ所の気象観測所で10月の月平均気温が過去最高に並ぶか更新し、このうち80カ所が北部に集中した。
さらに98カ所で10月の日平均気温の最高値が過去の同時期の記録に並ぶか上回り、そのうち69カ所が北部だった。
10月に寒気が流入したのは4日夜の1回だけで、平年より回数が少なかったことが異例の高温につながった要因の1つとされている。
11月の降水量については、北部で平年を15〜30%上回る一方、タインホア省からハティン省にかけての地域と南部では平年並み、その他の地域では平年を20〜40%下回る見通しである。



































