ベトナム航空:コロナ第2波でフライト数再び減少
2020年08月12日(水)19時34分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム国内における新型コロナウイルスの終息後、ベトナム航空のフライト数は増加傾向にあったが、先日、ダナンで新型コロナウイルス第2波が発生したことで再びフライトの減少に直面している。これにより同社の運航計画が難航する可能性があるという。
10日に開かれた年次総会で、ベトナム航空CEOのDuong Tri Thanh氏は、6月と7月に国内線新規18路線が就航したことで数字は回復に向かっていたとし、7月第3週の国内線の運航便数は500便を超え、前年と比べて40%増加したと話した。
またDuong Tri Thanh氏は、5月〜7月にかけて、国内の航空市場は昨年同時期の90%にまで達し、新型コロナウイルスの打撃を受けた他の国と比較しても高い回復率だったと話した。
同氏によると、日本は昨年同時期の70%、中国が昨年同時期の60%に程度だったという。
しかし、先月25日に99日ぶりの市中感染症例が確認されて以降、ベトナム航空の便数は、第1波の影響を受けた5月初旬と同等のレベルまで減少している。
第2波の発生は、同社の事業回復を完全に打ち消すわけではないが、計画が難航するとDuong Tri Thanh氏は語った。
さらに、Duong Tri Thanh氏は、2022年までに完全回復するという計画は、今後さらに後退するかもしれないと付け加えた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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