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ベトナム航空:パイロットと客室乗務員の給与50%削減へ
2020年08月07日(金)00時00分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム航空は、新型コロナウイルスによる打撃を受け、パイロットと客室乗務員の給与を約50%まで削減するという。
同社は、10日に開催予定の年次総会で使用する資料で、パイロットの給与を前年比52%減の7700万ドン(約35万円)に、客室乗務員の給与を前年比48%減の1380万ドン(約6万円)まで減給すると発表した。
ベトナム航空は945名のパイロットを抱えており、うち130名は外国人だという。
今回の給与削減は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅行需要が減少しているため、コスト削減への取り組みの一部だとされる。
ベトナム航空は、今年度の損失が15兆2000億ドン(約690億円)にものぼる見通し。
今年度半期では、6兆6400億ドン(約300億円)の損失を発表している。
ベトナムでは、今年3月に国際線の運航が原則停止され、4月に社会的距離をとる措置が講じられた際には国内線の運航も制限された。
ベトナム航空は、航空業界の回復は、各国で講じられている渡航制限やワクチン開発などに依存するため、今年度は後半も引き続き苦しい状況にあるままだと予想している。
また、ベトナム航空は、2019年度の配当金の支払いも困難だとされ、同社が所有するエアバスA321型機を9機売却することを株主総会で承認を求める予定だという。
7月13日、ベトナム航空CEOのDuong Tri Thanh氏は、新型コロナウイルスの打撃により厳しい財務状況にあることから、12兆ドン(約550億円)の政府支援を要請した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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