ホーチミン、民間医療機関による自宅療養の感染患者の治療を計画
2021年12月01日(水)10時53分 公開
ホーチミン市保健局は、自宅療養をする新型コロナウイルス感染患者に対する民間医療機関による治療を許可することを計画している。
計画によると、市内の全ての民間医療機関を対象に、自宅療養をする感染患者の治療が許可されるという。
ホーチミン市では医療機関や隔離施設に対する負担を軽減するため、無症状や軽症の感染患者の自宅療養を認めており、中等症から重症の感染患者のみに対して、病院などでの治療を行っている。
自宅療養する感染患者の治療や世話については、各地域の医療センターが行っているという。
しかし、感染者数が増加しており、自宅療養の感染患者数も増加していることから、業務量が過大になっている。
同市保健局のNguyen Thi Huynh Mai局長は「自宅療養をする感染患者に対して、最善の治療や健康観察を行うために必要な人的資源を確保できるため保健局の提案が承認されることを期待している」と話した。
現時点で、民間医療機関が自宅療養をする感染患者の治療などを行った場合の料金の支払いなどの詳細については明らかになっていない。
ホーチミン市では感染が急速に拡大した7月から、市内の複数の民間医療機関が感染患者の治療にあたっている。
以前、ホーチミン市は中央政府に対して、民間医療機関の人件費や設備費は公共医療機関より高い傾向にあるため、民間医療機関が感染患者の治療をした場合、感染患者に治療費を請求することを許可するよう要請していた。
同市は感染患者とその家族は民間医療機関に対して治療費を支払うことを拒むことはないとしているが、現在までで許可は出ていない。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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