<写真:VnExpress>
ベトナム北部で停電が頻発している影響で、夏休みを楽しむために北部地域に集まった多くの外国人観光客が旅行日程を変更したり、早期に帰国したりしている。
シンガポール人のウェイチャオさん(32)は6月上旬に友人とハロン市を訪れたが、旅行初日の夜に停電が発生し、あまりの暑さにホテルに滞在することすら耐えられない状況に陥った。
2日目の夜も突発的な停電が発生して同様の状態であったという。
ウェイチャオさんが地元住民に聞いたところ、大規模な停電が今後数日間にわたって発生する可能性があると告げられたため、旅行を切り上げて帰宅することにした。
ユネスコ世界遺産に登録された湾や美しいビーチがあるハロンの多くの地域で、過去数日にわたって突然の停電が発生し、夏の旅行シーズンピーク時の観光業に影響を与えている。
インド人のクリシュナンさん夫妻はAirbnbを通じてハロン市の賃貸物件を予約したが、到着して直ぐに停電が発生し、周囲が暗闇に覆われた。
借りた部屋に行くためには8階まで暗闇の中で階段を上る必要があり、非常に恐ろしい経験であったといい、別の4〜5つ星ホテルを予約しようとしたが、停電の影響で誰とも連絡が取れなかったという。
クリシュナン夫妻は結局、暑苦しい夜を民泊で過ごして翌朝には同市を後にした。
ベトナムの観光業界は夏の旅行シーズンのピークを迎えており、多くの家族連れが休暇を過ごすためにビーチがある観光地を訪れている。
今年のベトナム北部はエルニーニョ現象の影響で雨が少ない熱波に襲われ、気温が40度まで上昇する状況にある。
ベトナム電力規制庁(ERAV)のチャン・ベト・ホア長官によると、北部の電力供給量は1万7500~1万7900MWに相当するが、需要は約2万MWで、暑い時期には2万3500~2万4000MWに達する可能性があるという。
1日平均で3090万kWh、ピーク時には5080万kWhの不足が生じるため、電力総公社(EVN)は予告なしに北部で電力をカットしている。








































