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ハノイの薬物許容ホテル、元警官を含む12人に実刑判決
＜写真：tienphong.vn＞
ハノイ市の第一審裁判所は、同市ミードゥク郡ダイギア町にあるホテルPalermoで違法に薬物を使用したとして、2人の元警察官を含む複数の被告に対して刑罰を言い渡した。
同ホテルのオーナーであるドー・クアン・ヴィン被告（38）は違法薬物使用容認の罪で8年6ヶ月の懲役刑を、フロントスタッフのドー・ティン・フエン被告（36）は7年の懲役刑を受けた。
この事件で、元警察官のドー・チュン・フン被告（35）は7年の懲役刑、レ・アイン・トゥアン被告（39）は違法薬物使用の組織化の罪で6年6ヶ月の懲役刑を受けている。
他に7人の被告が24ヶ月〜8年の間の懲役刑を受け、チャン・ゴック・トゥ被告（37）は違法薬物所持の罪で12ヶ月の懲役刑を受けた。
2023年4月9日午前2時頃、同市警察の捜査官が同ホテルを調査した際、6つの部屋で客が薬物を使用しているのを発見し、29人を警察署に連行した。
調査の結果、同ホテルはグエン・ティ・フック氏（66）が2021年に建設したもので、2022年10月にヴィン被告が月5000万ドン（約30万4730円）でリース契約を締結したが、安全および消防に関する許可証は取得していなかった。
ヴィン被告は薬物を使用する客に対して、部屋の予約時にデポジットを要求し、従業員へ薬物使用のための道具を追加するよう指示していた。
2023年4月8日の夜勤を担当していたフエン被告は、部屋の手配、鍵の渡し、料金の確認を担当していたが、2人は客が薬物を自由に使用することを許していた。
ヴィン被告は捜査中、自身の行動について不誠実な供述をし、責任を従業員に転嫁したが、監視カメラのデータからヴィン被告が直接客に部屋の鍵を渡していたことが確認された。
この事件では、元警察官のフン被告とトゥアン被告も薬物使用に関与していた。
フン被告はトゥアン被告に「暇なら遊びに行こう」と連絡し、ドゥアン被告は「（薬物は）もう用意してある」と返答しており、2人は同ホテルで薬物を使用して逮捕された。
裁判所は被告たちの行為が公共の安全を脅かし、特に元警察官である被告2人が法を犯したことを重く見て、厳しい判決を下した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
