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ベトナムの交通事情、米誌が一部称賛も厳しい評価

2025年12月01日(昨日)07時00分 公開
ベトナムの交通事情、米誌が一部称賛も厳しい評価

<写真:kienthucnganhdulich.edu.vn>

 

米国の旅行専門誌『ロンリープラネット』は、ベトナム国内の交通手段に関する特集記事を掲載し、旅行者向けに詳細な評価と実用的な助言を示した。

 

記事では、寝台バスや国内線航空便に対しては遅延や不便さを指摘する一方で、自転車や鉄道の利用については肯定的な評価を与えている。

 

寝台バスに関しては、都市間の移動手段としては比較的快適であるとしつつも、地方においては頻繁な停車や混雑により移動時間が延びる点を問題視している。

 

特に「平均速度は時速50km以下であり、欧米のようなスピードは期待できない」と述べ、さらには、車内でのカラオケやアクション映画の大音量にも注意を促している。

 

国内線航空便については、短時間での移動には有効であるが、欠航や遅延が頻発している現状を指摘し、国際線の乗り継ぎを行う際には十分な時間的余裕を持つように助言している。

 

特に格安航空会社のベトジェットに関しては、価格の安さに対してスケジュール変更が多い点が懸念材料として挙げられている。

 

オートバイによる旅行は「冒険好きな旅行者向け」と評され、北部の山岳地帯では峠道や悪路の通行にあたり、高度な運転技術と耐久性の高い車種が求められると説明されている。

 

また、適切な運転免許を所持していない場合には保険の適用外となる可能性があるため、現地ドライバーの雇用が推奨されている。

 

一方で、自転車による移動は農村部において高評価を得ており、美しい風景を楽しみながらの観光手段として最適であるとされている。

 

鉄道についても、南北を結ぶ統一鉄道を中心に、快適な長距離移動手段として言及され、寝台車を利用することで宿泊費の節約と車窓の風景の両方を楽しめる点が魅力とされている。

 

そのほか、水上交通についても触れられており、メコン川流域や沿岸地域の島々を結ぶ船便は、旅程に組み込む価値があるとされる。

 

一方で、天候リスクへの配慮が必要であると注意が促されている。

 

総じて『ロンリープラネット』は、ベトナム国内の交通手段には一長一短があると結論づけており、旅行者に対しては目的地や旅程に応じた柔軟な手段の選択を勧めている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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