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米旅行誌が絶賛するハノイの魅力、歴史と現代が融合する「都市の宝石」
<写真:kienthuc.net.vn>
米国の著名な旅行誌『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)』は、ハノイを「都市の宝石」と称賛し、単なる観光地への通過点ではなく、それ自体が十分に訪れる価値のある都市であると高く評価した。
同誌は、フランス統治時代の名残をとどめる広い並木道や黄色い洋館、歴史的建築が点在する街並みに加え、活気あるバイク交通や豊かな食文化が交錯することにより、ハノイならではの「古さと新しさが同居する都市風景」が形成されていると述べた。
観光客は、早朝のホアンキエム湖に立ちこめる霧を眺め、フォーの湯気に包まれた店で朝食をとり、鉄道通りで迫り来る列車のスリルを味わうなど、街の持つ多様な魅力を体感することができるという。
特に注目されているのは、旧市街を横切る鉄道通りのほか、伝統工芸の村であるクアンフーカウ村(線香作り)やチュオン村(ノンラー作り)への訪問である。
ホアンキエム湖周辺は市民の憩いの場として機能しており、朝には太極拳に勤しむ人々、夜には散策を楽しむカップルで賑わいを見せる。
また、旧市街の36通り、文廟、ホアロー収容所といった歴史的施設も紹介され、ハノイの奥深い文化層が浮き彫りにされた。
食文化に関しては、フォーやブンチャー、バインチュオン、エッグコーヒーといったローカルグルメに加え、若手シェフが手がけるフレンチとベトナム食材の融合料理、隠れ家のようなバーの存在が、ハノイの持つ多様性と革新性を象徴しているとされる。
宿泊施設では、建築家ビル・ベンスリーがデザインしたカペラ・ハノイ、歴史あるソフィテル・レジェンド・メトロポール、62階にインフィニティプールを備えたロッテホテル、そして2026年開業予定のフォーシーズンズ・ハノイなどが取り上げられた。
さらに、ホアンキエム湖周辺のナイトライフや水上人形劇、西湖周辺に広がるカフェ文化など、ハノイ独自の文化と市民生活の融合が訪問者に深い印象を残すと、同誌は結んでいる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。