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ハイランズコーヒー創業者でCEOのダビッド・タイ氏が設立したViet Thai International Joint Stock Company(VTI)は、ジョリビー・フーズ・コーポレーション(JFC)から同チェーンの事業を保有する会社の11%株式を取得する契約を締結した。
取引が完了すれば、VTIの持分は40%から51%へ上昇して支配株主となる一方、JFCの持分は60%から49%へ低下し、経営支配権を失うことになる。
JFCは9月23日、子会社JSF Investmentsが、ハイランズコーヒーのベトナム事業を保有するSF Vung Tau Joint Stock Company(SFVT)の株式をVTIへ売却する契約を締結したと発表した。
取引額は各種調整を除いて2兆3000億ドン(約140億円)で、JFCは146万938株を1株約160万ドン(約9700円)で売却する。
取引価格は企業価値倍率を用いた評価手法に加え、標準的な企業価値評価、調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却前利益)、今後の成長見通しなどを基に算定された。
価格は支払い期間中の株式価値に応じて一定の上限まで調整される可能性があり、取引完了には規制当局や株主の承認などの条件を満たす必要がある。
JFCは売却で得る資金を債務削減や成長事業への再投資、株主への還元などに充てる方針である。
今回の取引では、ハイランズコーヒーの株主資本価値は約8億ドル(約1300億円)と評価されており、JFCは帳簿上の投資額を大幅に上回る水準としている。
VTIはダビッド・タイ氏が1998年に設立した企業である。JFCは2012年にハイランズコーヒーへ出資し、当時2500万ドル(約39億円)でVTIのベトナム事業49%と香港事業60%を取得した。
ハイランズコーヒーはその後店舗網を大幅に拡大し、6月末時点で自社運営店とフランチャイズ店を合わせて国内外に1062店舗を展開している。
2026年第2四半期のEBITDAは10億ペソ超(約25億円)と前年同期比70%以上増加して過去最高となり、JFCグループ全体のEBITDAの8.6%以上を占めた。
ハイランズコーヒーは2027年第1四半期を目標に新規株式公開(IPO)も検討しており、次の成長段階に向けた資金調達やブランド価値の向上を目指している。








































