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ハイランズコーヒー、2年ぶり最高益を記録・IPOを計画

2025年11月19日(水)07時00分 公開
ハイランズコーヒー、2年ぶり最高益を記録・IPOを計画

<写真:cafef.vn>

 

ベトナム最大のカフェチェーンであるハイランズコーヒーが、2025年第3四半期において税引前利益(EBITDA)2970億ドン(約18億9189万円)を計上し、過去2年間で最高の四半期業績を記録した。

 

前年同期比では17.1%の増加となり、堅調な成長を示している。

 

この業績は、親会社であるフィリピンのジョリビー・フーズのコーヒー・紅茶部門におけるEBITDAの約29%、グループ全体の利益の6.1%を占める重要な貢献となっている。

 

業績改善の要因として、既存店舗の売上高が前年同期比で17.2%増加したことが挙げられる。

 

2025年9月末時点で、ハイランズコーヒーはベトナム国内外に928店舗を展開しており、直営およびフランチャイズの両モデルで運営されている。

 

年初から9月末までに109店舗を新たに開設した一方、31店舗を閉鎖しており、全体として店舗数はネット増となっている。

 

また、同ブランドはフィリピンにもフランチャイズ店舗を展開している。

 

ハイランズコーヒーは2002年に実業家David Thai氏によって設立され、2011年にはJFC傘下のJSF社が同社株式49%および香港事業の60%を2500万ドル(約38億7950万円)で取得した。

 

JFCは創業者トニー・タン・カクティオン氏が率いるフィリピン最大の外食企業であり、全世界で1700以上の店舗を展開している。

 

米国のコーヒーチェーン「コーヒービーン&ティーリーフ」も同社の傘下にある。

 

JFCは以前よりハイランズコーヒーのベトナム証券取引所への上場を検討しており、2022年には同社株式の10~15%を約8億ドル(約1241億4000万円)で売却する計画も報じられていた。

 

2025年6月には最高財務責任者(CFO)であるティム・セルツァー氏が、今後18~24か月以内のIPO実施を視野に入れていることを明らかにしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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