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ジョリビー、ベトナム国内で店舗数200店達成
<写真:tuoitre.vn>
フィリピン発のファストフードチェーンであるジョリビーが、ベトナム市場での事業拡大において新たな節目となる200店舗目のオープンを達成した。
同ブランドは消費者中心の戦略と継続的な革新を通じて、厳しい競争が続くベトナムの外食市場で地位を確立している。
2005年にホーチミン市で最初の店舗を開業して以来、ジョリビーは着実に拠点を拡大し、全国規模でのネットワークを構築してきた。
同ブランドは現地の消費者嗜好に合ったメニューの開発やサービスの改善を進め、食事を楽しむ時間を提供する「家族のパートナー」としてのブランドイメージを確立している。
特に地方市場への進出や、伝統的な家族層から若者層まで多様な消費者をターゲットにした商品・サービスの展開が成功を支える要因となっているという。
また、カスタマーインサイトを重視し、消費者行動の変化を的確に把握することで、柔軟かつ迅速な対応を実現している。
市場調査会社Ipos.vnによると、2024年前半におけるベトナムのF&B業界は、3万店舗が閉店するといった深刻な課題に直面した。
こうした厳しい市場環境の中で、ジョリビーは運営コストの最適化や価格調整、製品開発の見直しを通じて競争力を維持している。
また、ロンアン省のタンキム工業団地に設立した国際基準の食品加工工場は、安定した原材料供給と高品質な製品の維持に寄与している。
ジョリビーの財務責任者であるリチャード・シン氏は、ベトナムを米国や中国と並ぶ重要市場と位置づけ、2025年までにさらなる拡大を目指す方針を明らかにした。
2024年の調査ではジョリビーが東南アジアのファストフード市場で67.35%の消費者評価スコアを獲得し、地域リーダーとしての地位を示した。
同ブランドは今後、地域社会への貢献を深めるとともに、消費者体験の向上を図る計画である。
ブランドスローガンの「顧客が中心」を基盤に、イノベーションを推進し、ベトナムの消費者により良い価値を提供し続ける意向を示している。
ジョリビーは消費者との信頼関係を基盤とし、持続可能な成長戦略を実行することで、ベトナム市場における地位を一層強化していくとみられる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。