〈写真:Công an cung cấp〉
ベトナム北部フート省公安は、日本企業を狙った国際的なオンライン詐欺で得た資金を暗号資産に換えて海外へ移転していた事件で、ベトナム人7人を立件した。
このうちブー・トゥン・リン容疑者(33)、レー・ドゥック・フン容疑者(32)、グエン・バン・ナム容疑者(28)の3人は資金洗浄容疑、残る4人は通貨の違法な越境移送容疑で捜査を受けている。
公安の初期捜査によると、外国人の詐欺グループは銀行員を装って日本国内の企業に電話をかけ、銀行口座の管理権限を奪う手口で不正に資金を取得していた。
2025年3月10日には日本人15人が被害に遭い、詐欺グループが管理するDeep Impact、Venture Invesstors、Luna Developmentの3社の銀行口座に、合計約7億700万円を送金した。
詐欺グループは資金の流れを隠し、日本国外へ移転するため、ベトナム国内の協力者を利用していた。
ベトナム側の容疑者らは受け取った資金をUSDTやETHなどの暗号資産に換え、海外の詐欺グループが管理する電子ウォレットへ送金し、取引額の1〜2%を不正な報酬として受け取っていた。
この組織は長年にわたり活動しており、容疑者の中には個人名義の銀行口座を使って数兆ドン(数百億円相当)に上る資金を移動させていた人物もいた。
公安は、匿名性の高い手法を利用した複雑な国際的サイバー犯罪組織とみており、関係者が証拠書類を廃棄し、捜査への対処方法を事前に準備していたため、資金の追跡が難航したという。
今回の事件を受け、公安は銀行口座の売買や貸し借り、違法な地下送金や資金洗浄への加担を避けるよう市民に注意を呼びかけた。
また、日本に留学・居住するベトナム人に対しても、日本の法律を厳守し、第三者を介した不透明な両替や違法な外貨取引に関与しないよう警告している。









































