〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市で10月18日、高潮による道路の冠水状況を確認できるデジタルマップが公開され、住民が浸水地点の検索や現場情報の投稿、ボランティア支援隊への連絡に活用できるようになった。
このマップはホーチミン市青年団とベトナム青年連合会ホーチミン市支部が共同で開発したもので、高潮による浸水被害への対応と住民同士の情報共有を目的としている。
専用サイトから利用でき、道路名や地名による検索のほか、地域や冠水の程度に応じた絞り込みが可能である。
地図上には冠水地点の位置、推定水深、情報の更新日時が表示され、住民は外出前に道路の状況を確認し、移動ルートを判断する際の参考にできる。
特徴的なのは、利用者がアカウント登録やログインをせずに冠水情報を直接投稿できる点である。
住民は浸水地点の位置や写真、現場の状況を送信できるほか、すでに登録されている地点についても、冠水が続いているか、水が引いたかを報告できる。
これにより、住民から寄せられる情報を地図に反映し、冠水状況を継続的に更新する双方向の情報共有が可能となる。
ホーチミン市ではタン・トゥアン街区のチャン・スアン・ソアン通りなど、高潮によって繰り返し冠水する道路があり、こうした地点の情報把握にも役立つ仕組みである。
さらに、高潮への対応に当たる地元の青年ボランティアチームの活動場所や連絡先を検索でき、住民が必要な支援を探すこともできる。
高潮に関する警報や関連ニュース、安全な移動方法、財産を守るための注意事項、緊急支援窓口の連絡先なども掲載している。
また、冠水地点の数や住民からの報告件数、冠水の程度を日別・週別・月別・年別に集計する機能も備え、浸水が頻繁に報告される道路の把握や長期的な対策の検討に活用できる。
ベトナム青年連合会ホーチミン市支部のブイ・フー・ホン・ハイ常任副会長は、今回の取り組みについて、都市生活に身近な課題の解決にデジタル技術を活用し、青年による支援活動と地域住民の参加を促すものだと説明した。
今回のマップ公開は、10月15日のベトナム青年連合会創立70周年を記念する取り組みの一環として実施された。







































