〈写真:イメージ画像〉
ホーチミン市中心部のベンタイン市場、タンディン市場、ダカオ市場で、売り場の再編や施設の改修を進める計画が検討されており、観光客の誘致と市場の活性化に向けた取り組みが進んでいる。
市を代表する観光名所で、1日に数千人が訪れるベンタイン市場では、食品売り場を集約し、土産物や菓子、コーヒーなどの販売スペースを拡充する方針である。
ベンタイン街区公共サービス供給センターのゴー・ヴァン・ハー所長が10月25日に明らかにしたもので、現在は生鮮食品を扱う第3・第4エリアに空き店舗が多いため、売り場を1カ所に集約して衛生管理を改善し、空いたスペースを観光客向けの商品販売に活用する計画だ。
営業時間も従来の午後6〜7時までから午後9時まで延長され、買い物客の利便性向上を図っているほか、市場内のトイレ2カ所が無料で利用できるようになった。
さらに、市場周辺では夜間飲食街の整備も計画されており、ファン・チュー・チン通りとファン・ボイ・チャウ通りの活用方法について検討が進んでいる。
飲食店の営業エリアは市場側の道路沿いを優先し、周辺住民の生活空間を確保するとともに、メトロ利用客の集客効果を生かしながら交通への影響を抑える方針である。
市場内部についても、換気扇や空調設備の設置を含むインフラ改修案を引き続き提出する予定だ。
一方、タンディン街区人民委員会は、タンディン市場とダカオ市場を一体的に活用する計画の策定を関係部門に指示しており、生鮮食品や青果、工芸品などの売り場を再配置する案を準備している。
排水設備や道路の改修も検討されており、2026〜2030年の中期投資計画に組み込む方針である。
ダカオ市場では、現在、チュオン・ハン・シエウ通り沿いに商業活動が集中する一方、市場内部の多くの店舗が経営難に直面しているため、当局は投資誘致を進め、市場を観光スポットとして発展させることを目指している。
タンディン市場では、飲食店が集まる市場側面の改修を継続するとともに、グエン・ヒュー・カウ通り側の店舗や設備を整備し、買い物客が利用しやすい環境を整える計画である。
また、市場の歴史を紹介する壁画の制作や照明設備の増設も進め、観光地としての魅力向上を図る。
市場管理当局によると、タンディン市場では開設100周年記念行事や施設の美化活動を実施した後、来場者が増加傾向にあり、特に観光ツアーの団体客が増えているという。
週末や祝日、テト(旧正月)などには来場者が数千人に達することもあり、今後も観光客を取り込むための施設改善を進める方針である。








































