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ハノイのミニマンション、防火違反が約9500件
＜写真：thanhnien.vn＞
ハノイ市警察と関連機関は検査を受けていない3000棟以上のミニマンションを調査し、約9500件の防火違反を発見した。
この情報は、26日に行われた同市の経済・社会状況に関する記者会見で、同市警察副局長のグエン・タイン・トゥン少将によって発表された。
トゥン少将によると、政府と同市の指導に基づき、同市警察は各地域と協力してミニマンションや賃貸住宅を調査した。
その結果、防火基準に合格していない3000棟以上のマンションで約9500件の違反が発見された。また、調査後に約3600件の問題点と939件の違反が修正された。
6月15日までに、警察は防火基準に従うべき3万7000軒の賃貸住宅を全て点検し、3000件以上の違反に対して約130億ドン（約7994万円）の罰金を科した。
672件の違反は一時的に営業停止され、75件は営業停止命令を受けた。
さらに、同市には9階以上の高層ビルが約1400棟あるが、そのうち91棟が防火基準に違反している。
警察は831回の検査を行い、16件に対して約7億ドン（約430万円）の罰金を科した。現在までに67件の違反が修正され、防火基準を満たしているが、24件の違反は依然として修正中である。
トゥン少将は今後も同市警察が各部門、各地域と協力し、違反が見つかったマンションや高層ビルの検査を継続して厳格に対処すると述べた。
新たな違反が発生しないようにし、修正を怠る建物や投資家については調査機関に移送することを強調した。
同市では2023年9月12日夜から13日未明にかけて、許可を得ていない10階建て45戸のミニマンションで火災が発生し、56人が死亡していた。
この火災を受けて、同市人民委員会は全ての賃貸住宅、特にミニマンションの総点検を指示し、所有者に防火違反の修正を指示した。
9か月後の5月24日未明には、カウザイ区チュンホア通り43番地の賃貸住宅で火災が発生して14人が死亡したため、同市は全ての賃貸住宅の即時点検を指示した。
同市人民委員会によると、2014年から2023年末までに同市内で発生した火災は4459件で、202人が死亡し、271人が負傷している。
また、同市内ではゴミや廃棄物の火災、電柱の電線ショート、電気のショート、調理の不注意などの小規模な事故が8000件以上発生している。
火災の52%は住宅または住宅兼業の建物で発生したものである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
