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ハノイの火災予防、1万本以上の消火栓を新設
<写真:congluan.vn>
ハノイ市は火災予防および消火のために、同市内30箇所に1万本以上の消火栓を新設する必要がある。
同市人民委員会によると、2023年8月に同市公安局は関連部門と連携し、防火・消火システムの現状を調査・評価し、新たな水供給システムの建設を提案するように指示を受けた。
同年8月中に同市公安局は各区・郡・町の公安に対し、消火水供給システム(消火栓、水槽、取水池、取水場所)の建設・設置ニーズを調査・評価するように指示した。
同市公安局の調査結果によると、同市は約1万167本の消火栓、1673基の水槽、848カ所の取水場所および取水池を30区・郡・町に建設する必要があるという。
調査結果に基づき、同市公安局は同市人民委員会および同市技術インフラ・農業建設プロジェクト管理委員会に対し、引き続き同市内の水供給システムの建設を進めるように協力を要請した。
現在、同市公安局はプロジェクト管理委員会および給水会社と協力して、実際の必要量を特定し、火災リスクの高い人口密集地域を優先して消火水供給システムを建設するための評価を行っている。
これを基に、同市人民委員会に対して2024年以降の消火水供給システム建設プロジェクトの実施を提案する予定である。
防火に関しては、ホアンキエム区の住民から区内の消火栓の追加設置を求める意見が寄せられている。
この要望に対し、同市は市内に約4000本の消火栓があり、これらは同市建設局が管理していると回答した。
ホアンキエム区内の消火栓の追加設置については、2023年4月12日付の決定第2127/QĐ-UBNDにより、事前調査報告が承認された。
この中で、同市はホアンキエム区、ハイバーチュン区、ドンダー区、バーディン区、カウザイ区、タインスアン区、ナムトゥーリエム区の7区に675本の消火栓と31カ所の取水池を設置する計画である。
ホアンキエム区には特に40本の消火栓が設置される予定であり、同市はプロジェクト管理委員会に対し、2024年中に関連部門と協力してプロジェクトを実施するように指示している。
また、同市はホアンキエム区人民委員会に対し、消防車がアクセスできない路地や人口密集地域においても防火・消火の安全を確保するため、防火・消火用水供給システムを検討・実施するように求めている。
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