
ホーチミン市3区の「East By Ngo Thanh Hoa」は、世界的人気料理番組「マスターシェフ」初代ベトナムチャンピオンが手がけるレストランです。
7月限定で、シェフ・ホア氏の幼少期〜オーストラリア留学時代、シェフとして歩み始めてからの体験など、「思い出」を旅する特別なコース「Flavors From Memories」が登場しました。
一皿一皿にシェフの大切な思い出が詰まった、ベトナムとオーストラリアの食材が融合する斬新なコースをお楽しみください。
Flavors From Memories:154万9000ドン
CỦ DỀN:ローストビーツ
シェフの幼少期に母が作ってくれた豚ひき肉とビーツのスープが思い出の始まり。その後、オーストラリアでもビーツが愛されていることを知り、東西の体験を融合させて生まれた一皿。
オーブンローストした色鮮やかなビーツに、トリュフとガーリックが香るソース、ベトナム風味のジンジャードレッシングを合わせた前菜。カシューナッツが食感のアクセント。
HÀU:ニャチャン産牡蠣のオーブン焼き
シドニーのシーフードマーケットで面白い海鮮料理を食べ歩き、毎回最低でも1ダースの牡蠣を黒酢オイルや、ベーコンと焼いた“キルパトリック風”で食べていた思い出からの一皿。
今回のニャチャン産牡蠣では、初めてフランス料理の技法「コンソメ」を取り入れ、ベトナム定番の煮豚を合わせ、紫蘇のソースで仕上げた前菜。
BÁNH CỦ CẢI TRẮNG:ラディッシュケーキ
シドニーで出会った中国系コミュニティの食文化・飲茶に着想を得た、ラディッシュケーキの仄かな辛味と塩漬け卵黄の薄い衣が、どこか懐かしくもあり、新鮮さを感じさせる一皿。
ラディッシュケーキに蟹肉と海老のビスクを合わせ、コーンのカスタードにココナッツミルクを加えたルールに縛られない自由な発想が楽しい温菜。
BÒ WAGYU:薩摩牛のグリエ
ベトナム料理でよく使われる味を彷彿とさせるインドネシアの牛煮込み「レンダン」に似た、特定のルールに縛られない、シェフの自分らしいスタイルの一皿。
希少性が高い薩摩牛にベトナムの蓮の実、ハーブ、スパイス、レンダンソース、ココナッツのまろやかさが加わったどこか懐かしい味のメインディッシュ。
CÁ TUYẾT:マジェランアイナメのスチーム
日本食レストランで体験して魅了された「タラと味噌の組み合わせ」が元になった、オーストラリアで漁獲されるギンダラに似た魚を使用した蒸し料理。
味噌ベースの出汁に爽やかな柑橘のエスプーマを添えて、暑い夏や突然の雨の合間にも楽しめるような、軽やかな味わいに仕上げた一皿。
TIRAMISU:ティラミス
シェフが大好きだったコーヒーとカルーアの効いたクリーミーな味、ミシュラン星獲得シェフのワークショップやイタリアで感動したクラシックティラミスの味を経て完成した一皿。
クラシックスタイルのティラミスを踏襲しつつ、ベトナムの旬の素材を取り入れてアレンジした「伝統 × 現代」のデザート。
詳細情報
- 店名:East By Ngo Thanh Hoa(イースト・バイ・ゴータインホア)
- 住所:73 Bà Huyện Thanh Quan, Phường 6, Quận 3, Hồ Chí Minh
- 電話:028 3636 5458
- 営業時間:11:30〜14:30/17:30〜22:30
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