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ベトナム中部で再び大雨の恐れ、18日まで広範囲で注意が必要

2025年11月17日(月)07時00分 公開
ベトナム中部で再び大雨の恐れ、18日まで広範囲で注意が必要

<写真:znews.vn>

 

ベトナム中部では寒気と東風の影響により、18日にかけて広範囲で大雨が予想されている。

 

国家水文気象予報センターの発表によれば、クアンチからカインホアにかけての地域では、総雨量が150〜300mm、局地的には400mmを超える可能性がある。

 

特にフエ、ダナン、クアンガイ東部、ザライでは250〜500mm、局地的には700mm以上の降雨が見込まれている。

 

3時間あたり200mmを超える猛烈な雨となる恐れもあり、都市部や低地での浸水被害に加え、山間部では地滑りや鉄砲水の発生リスクが高まっている。

 

19日以降も一部地域で雨が続く見込みであるが、具体的な降雨量については今後の気象予測を待つ必要がある。

 

ベトナム中部では、10月以降すでに断続的な豪雨により深刻な被害が発生している。

 

特に10月23日から11月3日にかけての期間には、総雨量が500〜800mm、局地的には1000mmを超えた。

 

フエやダナンでは一部観測地点で1500mmを上回り、フエのナムドンでは2452mm、ダナンのチャーミーでは2061mmを記録した。

 

この期間中、フエ、ダナン、クアンガイの各河川で過去記録を超える洪水が相次ぎ、人的被害も深刻なものとなった。

 

これまでに32人が死亡、4人が行方不明、43人が負傷している。住宅被害は13万棟以上に上り、うち91棟が水没、181棟が損壊した。

 

各地で土砂崩れが発生し、幹線道路や地方道の多くが寸断され、多数の地域が一時孤立状態となった。

 

こうした事態を受け、ファム・ミン・チン首相は11月13日、ハティン、クアンチ、フエ、ダナン、クアンガイ、ザライ、ダクラクの各地方当局に対し、10月以降に発生した自然災害の被害状況を早急に集計するように指示するとともに、被災住民への支援策を具体的に策定・報告するように求めた。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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