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新生ホーチミン市、初の日韓訪問で国際協力強化
<写真:hdnd.hochiminhcity.gov.vn>
ホーチミン市人民評議会(HĐND)の常任代表団は、11月24日から29日にかけて韓国および日本を訪問し、友好都市や関係機関との協力関係を強化した。
今回の訪問は、ビンズオン省およびバリア=ブンタウ省との合併によって誕生した「新ホーチミン市」として初めての国際協力活動となった。
韓国では、代表団を率いた市党委員会副書記・人民評議会議長のヴォー・ヴァン・ミン氏が、テジョン市の市長および市議会議長と会談した。
既存の協力枠組みを継承しつつ、友好関係の一層の深化で一致した。今後、両市は友好関係の格上げに向けた覚書の締結を検討する予定である。
また、代表団は韓国イノベーション財団および電子通信研究院(ETRI)を訪問し、科学技術都市の開発に関する知見を共有した。
日本では、山口県を訪問し、知事および県議会議長との会談を通じて、地方議会の運営、政策研究、都市開発に関する経験の共有で合意に至った。
今後は友好関係の強化に向けた文書の締結も視野に入れている。
さらに、東京では国土交通副大臣や自由民主党金融財政委員長と会談し、東急グループとの協議も実施した。
同グループは2012年より、ビンズオン新都市に対して大規模な投資を行ってきた。
代表団は山口大学も訪問し、在日ベトナム人研究生との交流も行った。
また、ベトナム駐日大使館においては、ファム・クアン・ヒエウ大使がホーチミン市の地方外交における先導的な役割を高く評価し、今後の日越間の協力余地の大きさに言及した。
ホーチミン市とテジョン市は2005年から、山口県とは2014年から友好関係を築いており、今回の訪問はその節目にあたる年に実施された。
テジョン市は韓国における科学技術・イノベーションの中核都市であり、山口県も日本の先端産業が集積する地域として知られている。
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