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ダナンに「プリンスホテル・ダナン」開業、日本式おもてなしで国際展開を加速

<写真:tuoitre.vn>
西武ホールディングス傘下の西武プリンスホテルズ&リゾーツは、6日にベトナム中部のダナン市にて「Prince Hotel Đà Nẵng(プリンスホテル・ダナン)」の開業式典を実施した。
本施設は旧Sel de Mer Hotel Suitesをリブランドしたものであり、同社の国際展開戦略における重要な拠点と位置づけられている。
本ホテルでは日本式のホスピタリティ精神「おもてなし」に基づく独自のサービス哲学「Service from the Heart(心からのおもてなし)」を掲げている。
従業員は世界規模で構築されたネットワークを通じ、専門的な研修を受けており、100年以上にわたるホテル運営の経験に裏打ちされた高品質なサービスの提供を保証する。
施設は全164室を有し、すべての客室にバルコニーを完備しており、宿泊者はミーケービーチまたはダナン市街のパノラマビューを楽しむことが可能である。
館内には複数のレストランやバーが設けられており、最上階には360度の眺望を誇るバー「The Speakeasy」が位置する。
また、インフィニティプール、ジム、スパなどの付帯設備も整っており、リゾートとしての機能性も高い。
今後の計画として、2026年4月には「The Speakeasy」の日本風コンセプトによるアップグレードを予定しているほか、和の施術とベトナムの伝統を融合させた「Annona Spa」の導入も進められている。
同スパでは日本人トレーナーが監修するトリートメントを提供し、上質なリラクゼーション体験を実現する。
本ホテルはミーケービーチや市内中心部、世界遺産であるホイアンや観光地バーナーヒルズへのアクセスにも優れており、ベトナム中部を訪れる観光客にとって理想的な滞在拠点となる。
西武プリンスホテルズワールドワイドの代表は「ベトナム、特にダナンは観光産業の成長が著しく、当社にとって東南アジア展開の中核となる戦略的市場である」と述べている。
なお、同社は近年、米国発の「ACE HOTEL」を買収し、世界での運営ホテル数を94軒に拡大した。
今後は250軒体制への拡張を目指し、日本発のホスピタリティ文化を世界に届ける取り組みをさらに加速させていく方針である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。