カナダのファンド、ホーチミン/カントーの高速鉄道に50億ドルを投資
カナダのMorFundフィナンシャルは、ホーチミンとメコンデルタ地域のCan Tho市までをつなぐ高速鉄道に50億ドルを投資する予定だ。
官民パートナーシップ（PPP）での投資は、プロジェクトの実現可能性を調査していたPhuong Namサイエンス&テクノロジー機関（PNSTI）とMorFundとの間で締結された覚書の下で行われた。
ホーチミンとCan Tho市間の移動時間を約45分に短縮する高速鉄道の建設は、2018年後半に開始される予定だ。
このプロジェクトは、PNSTIと南部輸送エンジニアリングデザイン会社（TEDI South）によって、5年間かけて調査された。
研究チームの提案によれば、高速鉄道は、ホーチミン市のBinh Chanh区にあるTan Kien地下鉄駅から、Long An、Tien Giang、Vinh Long省の停車駅を通過して、Can Tho市のCai Cui港までを運行する予定だ。
新都市地域では、それぞれの工業団地、住宅街、学校、スーパーマーケットなど、各停車駅周辺の開発が計画されている。
現在、ベトナム南部のメコンデルタ地域は、終点がホーチミン市である同国の北部－南部鉄道網と接続されていない。
ホーチミン市からCan Tho市までは車やバイクだと、およそ3時間半かかる。
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