ハノイ当局、メトロ3号線沿線の建築物検査へ

2019年05月31日(金)00時00分 公開
ハノイ当局、メトロ3号線沿線の建築物検査へ

<クイニョン-ハノイ間を繋ぐ路線の駅の様子>

 

ハノイ当局はメトロ3号線の地下駅建設に際して、沿線沿いにある住宅や建物3500棟の検査を実施するという。
ハノイ都市鉄道管理委員会によると、ニョンーハノイを運行するメトロ3号線に建設される地下駅4ヶ所の近くにある住宅や建物が検査対象となるという。

 

検査では、壁や床を含む建物の状態が国際規格に準じているか確認されるという。

 

同管理委員会は、駅建設のため、多くの建物が移動を余儀なくされると予想している。

 

メトロ2A号線(カットリンーハドン間)の次に建設される3号線(クイニョン-ハノイ間)はNam Tu Liem区Nhonからキンマー通りを経由してハノイ駅を結ぶ全長12.5キロメートルのルートだ。8駅が建設される8.5kmの区間はは高架橋で、残りの4kmは地下を走行するという。

 

2010年に総工費用12億ドル(約1300億円)をかけ着工し、当初の予定では2017年に運行開始予定だったが、その後遅れが生じ総工費用は15億5000万ドル(約1700億円)に増加した。

 

ハノイ都市鉄道管理委員会によると高架区間での工程は半分ほど完成しており、地下部分は4%しか完了していないという。

 

計画では高架区間の商用運転は来年開始される予定だが、地下鉄路線での運行は2022年を予定している。

 

メトロ3号線の主な請負業者である韓国とイタリアの合弁会社、現代建設(Hyundai E&C - Ghella)によると、3月時点で2ヶ所の地下鉄駅の敷地面での課題が解決していないと述べた。

 

出典:VnExpress

 

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