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ハノイ、メトロ2号線の4駅が着工
<2020年の運行開始が計画されているハノイのメトロ2号線 (VnExpress / Ngoc Thanhより)>
ハノイのメトロ2号線の地下駅建設は今年6月に着工し、2020年末の竣工を予定している。
ベトナムの請負業者であるFECON社は、利用可能な土地が十分に確保できないため、日本からの最新の高圧ジェットグラウト技術を使用し、4ヶ所で地下鉄駅を建設する予定だと語った。
ホーチミン市初の地下鉄路線を建設する際に使用されたトンネルボーリングマシンを、今年度末に導入しトンネル掘削を実施する予定だ。
ここ数カ月の間、請負業者はキンマー通りとCat Linh通りに地下鉄駅を建設するため、フェンスを建て地質調査を実施しているという。 地下鉄駅3ヶ所目の建設予定地は文廟、4ヶ所目はハノイ駅の近くに建設が予定されている。
今月初め、韓国・イタリアの請負業者Hyundai-Ghella社は、駅の土地引き渡しの遅延に対する補償金として8100万ドル(約90億円)を要求した。
今までに完成した部分の代金が支払われていないため、資金難であることも主張した。
全長12.5kmのニョンーハノイ区間は西部のナムトゥリエム区と中心部のハノイ駅を結ぶという。
同区間のうち、8.5kmに及ぶ8駅の区間は高架鉄道となり、残りの4kmの4駅の区間は地下鉄になる見通しだ。
鉄道工事は2010年に着工し、総工費用は12億ドル(約1300億円)が見積もられていた。当初は、2017年に運行開始される予定だったが、その後工事は遅延し、費用は15億5000万ドル(約1700億円)まで膨れ上がった。2019年3月には全体の約半分までは完了したという。
当局は、来年には高架鉄道での運行を開始し、2022年に地下鉄路線の運行を開始する予定だ。
ハノイ市は今月中にCat LinhーHa Dong間を結ぶハノイ都市鉄道の運行を予定している。全長13kmに及ぶ鉄道路線はハノイ中心部から南西のHa Dong地区のYen Nghia駅まで運行する。
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