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ハノイ初の都市鉄道、試運転開始へ
木曜日、Cat LinhーHa Dong間を結ぶハノイ都市鉄道がはじめての試運転を開始した。試運転を経たのち、3ヶ月〜6ヶ月後には正式に運行が開始される。
運行される13本全ての電車は木曜日に試運転をおこない、Ha Dong地区のYen Nghia駅からDong Da地区のCat Linh駅までを走行した。鉄道の全長はおよそ13kmほどであり、区間内の12駅でそれぞれ1分ほど停車するという。
<Ha Dong地区のLa Khe駅を発車する電車>
公式発表によると、今回の試運転はサービスを正式に運行する前に全ての装置が正常に作働するかどうかを再確認するためにおこなわれたという。試運転は今後3~6か月にわたり続けられる。2月のテト正月前には正式に運行を開始させたい狙いがあるようだ。
<鉄道を運転する運転手>
現在は中国の建設企業が電車の試運転に関する運用管理の全責任を担っているが、今後は訓練を受けたベトナム人運転手も電車の試運転に参加する予定だ。
<ハノイの道路上を走行する2台の電車>
<乗客は初の試運転を楽しんでいる>
<電車が橋を渡っている様子>
電車は4両編成であり、最大乗車人数は1000人ほどだ。ステンレス鋼で作られた車両は1両あたり19mほどの長さだ。
<電車2台が駅に停車している様子>
駅内には屋根や歩行橋、エレベーターエスカレーターが完備されているほか、監視、換気システムも整っている。
<電車が走行する様子を撮影した空中写真>
Cat LinhーHa Dong間の鉄道建設は2011年10月に開始され、当初は2013年には完成する予定だった。しかし、中国との金銭交渉が昨年の12月に進んでいなかったため、完成日が大幅に遅れた。
当初の建設予算は5億5288万ドル(約608億1680万円)ほどであったが、最終的には中国からのローン6億7000万ドル(約755億1470万円)を含む8億6800万ドル(約978億3000万円)にまで膨れ上がったという。
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