【街の様子】仕事中でもサッカーが気になってしまうホーチミンの人たち｜サッカーu23決勝

1月27日土曜日、中国の常州市でAFC U23選手権のベトナム対ウズベキスタンの決勝戦が開催された。

ベトナムチームは、1-2で惜しくもウズベキスタンに敗れ、2位にランクした。

ベトナムチームの多くのメンバーにとって、初めて体験する雪の中での試合だったが、彼らは最後まで戦い続け、多くのサッカーファンたちに感動を与えた。

午後3時から試合が開始された当日、その数時間前から赤いTシャツを着て、国旗を振るサッカーファンたちが街を走っていた。

国旗やTシャツを道端で売る人々も多く見られた。ベトナム人だけでなく、外国人もTシャツなどを着て応援していたため、この日はよく売れたに違いない。

試合が開始し、ホーチミンのテレビが設置されているいたるところで、サッカーファンたちが集まり、釘付けになってモニターを見つめていた。

赤信号で止まったバイクの通行人も思わずテレビを見てしまうほど、たくさんの人々が注目した試合となった。

10台の巨大スクリーンが設置されたグエンフエ通りは、どこからこんなに人が来たのかと思わさせるような光景が広がっていた。

付近の通りは交通禁止とされ、ホーチミン像の前は近づかないようにテープで囲まれ、警備員が立っていた。

サッカーファンたちは、路上で販売されていた笛や、鍋などのキッチン用品を使用して音を出し、場を盛り上げる場面が多くみられた。

「ベトナム頑張れ！」のコールを促すために、トレーとおたまでカンカンと音を鳴らしていた男性もいた。

トレーを打ちすぎて、トレーがボコボコだ。

グエンフエ通りでサッカー観戦する人々の様子

グエンフエ通りでサッカー観戦する人々の様子

グエンフエ通りでサッカー観戦する人々の様子

大きなトロフィーが通りの中心を通る様子

グエンフエ通りなどの大きな観戦会場では、このような光景が見られたが、それ以外の場所はどのような状況だったのだろうか。街の様子を撮影した。

いつもバイクと車で混み合うサイゴンセンター（高島屋）付近の道は、車両は少なく、クラクションなどの音もほどんどなかった。

お酒を飲みながら楽しく観戦する人。近所のお店の人も観戦しに来ていた。

テレビが設置されていない場所では、スマホやタブレットでサッカーを観戦。

警備の人もサッカーが気になってついつい観戦。

ゴミ収集の女性は試合中でも仕事をしていた。

有名なベンタイン市場の従業員も小さいスマホでサッカーを観戦。通りすがりの観光客も思わず足を止めてしまう。

ベンタイン市場で、商品の上にスマホを置いてサッカーを応援する人々。

ベンタイン市場の従業員。市場は、通常よりもお客さんが少なかった。

あるレストランでの様子。大盛り上がりだ。

レストランの様子

お店の外から試合観戦する人々。決して中には入らない。

試合中、誰もいない公園で女性がエクササイズしていた。毎日の日課のようだ。

街では、仕事中でもスマホを取り出して試合観戦する人々が多く見られた。

これだけ全国民に注目されたベトナムのサッカーチームは今回が初めてであった。

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