ヴァンロング湿地、ベトナム第9のラムサール条約登録湿地に
2019年05月23日(木)00時00分 公開
北部地域ニシビンにあるヴァンロング湿地自然保護区が、ベトナムで9番目にラムサール条約登録湿地に認定された。
5月22日、表彰状の授与式が行われ、世界で2360番目のラムサール条約湿地に認定された。
気候変動による課題が多い中、ベトナムは今回の認定により湿地の生態系を保全や調査に関する国際支援を求めやすくなる。
ベトナム最北端のPu Luong-Cuc Phuongの石灰岩の山脈に位置するヴァンロング湿地自然保護区は、紅河デルタに残っている貴重な低地内陸湿地地域の1つである。
ベトナム北部の海岸平野から上の石灰岩で形成されたカルスト地形の塊に集中している。
カルストを囲む淡水湖、湿地、湿地は、地下の水文観測とともに、この地域では珍しいと湿地帯の複合体を形成している。ヴァンロング湿地自然保護区は、世界絶滅の危機に瀕している霊長類のデラクールラングールの生息地だ。
ヴァンロング湿地自然保護区には世界のデラクールラングールの半数が生息しており、保護区でのみ野生の状態で観察できる。
また、いくつかの水生生物にとって重要な生息場所であり、水鳥の生息地でもある。
ヴァンロング湿地自然保護区は、水資源や農業資源、レクリエーションやエコツーリズム向けの美しい景観で有名だ。
ラムサール条約(湿地条約)は、湿地とその資源の保全と賢明な利用のための枠組みを提供する政府間条約である。1971年にイランのラムサールで採択され、1975年に発効された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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