ベトナムの木材加工業者、注文減少によってテト休暇は1ヶ月間
<写真:VnExpress>
多くの木材企業が注文減少を受け、従業員に対して例年の2倍の長さである1ヶ月間のテト(旧正月)休暇を与えることを決定している。
ドンナイ省Tam Phuoc工業団地にあるLee Fu Wood社では、通常レベルの生産を維持する受注が確保出来ておらず、650人以上の従業員をテト休暇のために1ヶ月間休ませる予定である。
同社のキエウ・バン・ドン労働組合長はドンナイ労働連盟主催の木材部門に関する会議で労働者と企業の窮状を説明し、当局に対して労働者を支援するための計画を直ちに立てるように要請した。
同じ工業団地にあるChien Furniture Manufacturing社も、テトのために労働者を1ヶ月間休ませることを計画している。
同社のグエン・ティ・タイン・チン副社長によると、現時点では労働者1200人の仕事・所得の確保が出来ているが、例年よりもはるかに受注が少なく厳しい状態となっている。
Hoang Thong木材会社のユオン・クアン・ヒエップ人事部長も同社の2023年のテト休暇が例年より早く始まり、長く続く予定であることを明らかにしている。
5月以降に同社の新規受注は減少しており、収入減となった多くの労働者が退職しているという。
ビンズオン省労働組合法律政策部のダン・タン・ダット副部長によると、受注不足は木材と繊維、履物産業で操業する多くの企業にとって同様の状況であり、従業員の労働時間短縮につながっている。
一部の雇用主は現時点で労働者に隔週で勤務するよう命じており、こうした状況下で多くの工場がテト休暇を早めに延長することを選択している。
労働・傷病兵・社会問題省は来年1月20日〜1月26日までの7日間をテト休暇とすることを首相に提案している。
この提案は政府機関や単位に適用されるとともに、全国的に一般的なガイドラインとして使用される。
民間企業ではテト休暇の日程は生産とビジネスの状況によって決定される。
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