ホーチミン市の台湾系靴メーカー、受注減により1185人をレイオフ

2022年11月03日(木)10時59分 公開
ホーチミン市の台湾系靴メーカー、受注減により1185人をレイオフ

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン市ビンタン区にある台湾系靴メーカーは、受注数の減少を理由に従業員1185人を解雇した。

 

10月31日に「Ty Hung Co. Ltd」が発表した内容によると、顧客が財政問題に直面している影響で、新規の注文が入らない状態となっており、同社は予定通り生産を維持することができず、12月1日付で1185人の労働契約を終了せざるを得ないという。

 

今回の解雇に関して同社は、2008年から勤務している従業員には退職金を支払い、失業により社会保険料がカットされる従業員に対しては2ヶ月分の給与を支給する。また、勤続1年の従業員にはボーナスとして1ヶ月分の給与を支払い、その他の従業員には比例分配で支払いを行う。

 

同社では1800人の従業員が働いており、ヨーロッパ向けの輸出用靴を製造している。

 

ホーチミン市労働組合によると、繊維と履物、電子機器工場は原材料の入手難と需要の減少によって受注を失っており、状況への対処として同市内の多くの工場で労働時間短縮や一時解雇、レイオフが行われている。

 

 

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