ベトナム企業、世界的不況も2022年に数億ドルの利益獲得
2023年01月27日(金)15時12分 公開
<写真:VnExpress>
2022年には多くの企業が世界的不況の影響を受けたが、ベトナムの一部企業は依然として力強い成長を記録し、数十億ドルの利益を獲得している。
ベトナム石油ガスグループ(PVN)は61年ぶりの最高益を記録しており、2022年の売上高は931兆2000億ドン(約5兆1721億円)、連結利益は82兆2000億ドン(約4565億6028万円)に急増した。
同社のミン・マン・フン代表によると、最高益は原油価格の高騰が一因となっている。
国防省傘下の携帯通信大手のベトテル(Viettel)は、2017年以来最高となる税引前利益43兆1000億ドン(約2391億4379万円)を記録した。
同社は通信や海外投資、デジタルトランスフォーメーション、ハイテク産業などの全分野で成長し、グループの連結売上高は6.1%増の163兆ドン(約9042億6561万円)となった。
銀行業界ではベトナム4大銀行の1つであるベトコムバンク(Vietcombank)が、前年比40%増となる収益36兆7700億ドン(約2039億8679万円)を記録し、昨年に引き続き首位となっている。
4大銀行の残りの3行も力強い成長を遂げており、それぞれの利益は約10億ドル(約1301億円)に達した。
BIDVの利益が80%増の22兆5600億ドン(約1251億5473万円)、ヴィエティンバンク(VietinBank)は15%増の20兆5000億ドン(約1137億4282万円)、アグリバンク(Agribank)は40%増の20兆ドン(約1109億6861万円)となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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