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ワールドトラベルアワード会長、ハノイを絶賛
＜写真：baodautu.vn＞
ワールドトラベルアワード（WTA）のグラハム・クック会長は、ハノイ市が豊かな文化遺産と親しみやすさを兼ね備えた「必ず訪れるべき場所」であると高く評価した。
9月10日午後、クック会長はハノイ市を訪れ、同市が受賞した3つの旅行賞の授賞式を行った。
2024年にハノイ市はWTAの「アジアを代表する都市」「アジアを代表する短期滞在先」「ベトナムを代表する文化的な都市」の3つの部門に選出された。
特に「アジアを代表する都市」賞は3年連続で、「短期滞在先」賞は2年連続での受賞となる。
ハノイ市に加え、ベトナム国内のハザン省、モクチャウ省、ハナム省、クアンナム省、ホイアン市、ホーチミン市なども様々な部門で表彰された。
クック会長はハノイ市の観光資源の強みを強調し、「ハノイは文化、遺産、そして親しみやすい人々を有するすべてが揃った場所である」と述べている。
また、ハノイ市が連続して受賞したことが、同市の観光の質と独自の文化的な観光商品をさらに証明すると語った。
特に歴史的観点から見ると「ハノイは他の場所では味わえない独自の価値を提供する都市である」と強調するとともに「ハノイ、そしてベトナム全体が一度は訪れるべき場所である」と述べた。
さらにクック会長は、ハノイ市がその文化的な個性を保ちながら環境保護を推進し、観光の持続可能な発展に寄与することを期待していると語った。
また、クック会長は観光客がアクセスしやすくなるように、さらなる航空路線の拡充を希望している。
ハノイ観光局のダン・フン・ザン局長は「今回の受賞はハノイが観光プロモーションを強化する絶好の機会である」として、同市が文化観光を軸に持続可能で環境に配慮した観光商品を発展させていく方針を示した。
特に郊外地域での農村観光の推進や、短期間で楽しめる多彩な観光パッケージの提供を目指すと述べ、デジタル技術の導入や観光促進活動の強化に取り組む意向を示している。
観光局によると、1000年以上の歴史を持つハノイ市は、文化や歴史を愛する旅行者にとって魅力的な都市である。また、観光インフラの整備や高品質な観光サービスの提供により、国内外の観光客の多様なニーズに応えている。
WTAは1993年に創設された「観光業界のオスカー」とも称される国際的な賞である。毎年開催され、世界各地の旅行先、観光関連機関、サービスプロバイダーを表彰しており、2024年で31回目を迎える。
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