ベトナムの世界遺産ランキング!! 観光ツアーで人気の場所を紹介

ベトナムの世界遺産ランキング!! 観光ツアーで人気の場所を紹介

ベトナム・ダナンから行けるおすすめの世界遺産ランキング


ベトナムの観光地としても人気のダナンからは「ホイアン」や「フォンニャ・ケバン洞窟」などに行くことができます。

 

1位.古都ホイアン(Hội An)

「古都ホイアン(Hội An)」はベトナム中部のQuang Nam省にあります。世界遺産には1999年に登録されました。かつては国際交易都市として栄え、いまもその面影が残っています。16世紀末ごろは、日本人、中国人、ポルトガル人、オランダ人が来航する貿易都市として繁栄していました。そのため、ホイアンには「日本橋」と呼ばれる長さ18mの「来遠橋」があり、当時の日本の文化を感じることもできます。

 

ダナン中心街からのアクセス方法

ダナン中心街からは車でおよそ30分ほどと近く、日帰りで行くことができます。ダナン市内でタクシーやバスを拾って行くのが一般的な移動手段です。

 

2位.フォンニャ・ケバン国立公園&洞窟(Vườn quốc gia Fongya Kebang)

ラオスとの国境近くであるベトナム中部のQuang Binh省には「フォンニャ・ケバン国立公園(Vườn quốc gia Fongya Kebang)」があります。世界遺産には2003年に登録されました。国立公園内には4億年前に形成されたと言われるアジア最古のカルスト地形がいまも残っています。公園の9割は原生林が占めていて、数千種類もの動植物が生息しています。新種の生物もたくさん発見されている、ベトナム国内でもかなり貴重な国立公園です。公園内の船着き場から30分ほど船で進むと、全長8kmにも及ぶ巨大な洞窟があります。「フォンニャ・ケバン洞窟」は世界で最も美しい洞窟と言われています。数億年の歳月をかけてできた鍾乳洞が広がる光景はまるで異世界のようです。

 

ダナン中心街からのアクセス方法

ダナンからタクシーで行く場合には4時間弱かかります。ダナンから「フォンニャケバン洞窟」に最寄りの都市であるDong Hoi省まで鉄道や飛行機で行き、そこからタクシーやバスで1時間ほど移動する方法もあります。

 

3位.ミーソン聖域(Khu bảo tồn Mison)

「ミーソン聖域(Khu bảo tồn Mison)」はベトナム中部Quang Nam省に位置し、2世紀から19世紀まで千数百年栄えた古代チャンパ王国の遺跡群です。世界遺産には1999年に登録されました。チャンパ王国は古代インドの文化の影響を強く受けていて、ヒンドゥー教や仏教の寺院が遺跡内に数多く見られます。 「ミーソン聖域」では煉瓦造りの「チャンパ塔」が最も有名です。随所に巧みな彫刻技法が見られ、チャンパ王国には優れた文明があったことを証明しています。ベトナム戦争で甚大な被害を受けましたが、「王国の姿を後世に伝えよう」という文科省や地元民の考えのもと、修復や保全作業が行われています。

 

ダナン中心街からのアクセス方法

「ミーソン聖域」はダナンから40kmほど離れた場所に位置し、ダナン市内から車で約1時間ほどかかります。ダナン市内からタクシーで移動するのがオススメです。「ミーソン聖域」で帰りのタクシーを捕まえるのが難しいため、一日タクシーをチャーターするのをお勧めします。一日チャーターしても3000円〜5000円程度です。

 

4位.フエの建造物群(Tòa nhà Huế)

「フエの建造物群(Tòa nhà Huế)」はベトナムの中部に位置するフエにある建造物の総称のことをさします。世界遺産には1993年に登録されました。フエとは19世紀初頭から20世紀半ばまで約150年に渡って続いたベトナム最後の王朝グエン朝の都です。フエは別名「ベトナムの京都」とも呼ばれ、数々の古代王朝の建造物が現存しています。 中でも、中国の紫禁城を模した王宮は有名です。中国式の建築様式や西欧から伝来したバロック様式、ベトナムの伝統的な建築様式が混合した建築物が数多くあり、オリエンタルな雰囲気の漂う国際都市の雰囲気を感じ取れます。

 

ダナン中心街からのアクセス方法

ダナン中心街からフエへは鉄道での移動が一般的です。タクシーでダナン市内からダナン駅へ行き、フエ行きの電車に乗ります。ダナン発フエ行きの電車は1日に9本出ています。鉄道での移動は片道4万ドン(約200円)〜5万ドン(約250円)ほど。お値段もお手頃ですが発車時間の変動が大きいので事前に予約サイトで確認しておくことをお勧めします。 また、バスで移動をすることも可能です。こちらは10万ドン(約500円)ほど。駅まで向かう必要がなく、手軽な交通手段ではありますが料金が鉄道の倍以上かかります。ダナンからフエまでの総移動時間はおよそ2時間程度です。

 

ベトナムの無形文化遺産

ベトナムには自然・文化遺産以外にも無形文化遺産もあります。「雅楽」はフエで行事の際に披露されます。また、「ゴングの文化的空間」はベトナム中央部の山岳地帯に行けば見ることができます。

 

雅楽(Nhã nhạc cung đình)

「雅楽(Nhã nhạc cung đình)」とはベトナム王朝で古くから伝わる宮廷音楽の一種です。「雅楽」のはじまりは15世紀のベトナムホー王朝時代だと言われています。19世紀のグエン王朝時代には宮廷音楽は最盛期を迎え、「雅楽」以外にも様々な宮廷音楽が発達しました。 王朝の滅亡により、「雅楽」が衰退してしまった時期もありました。しかし、1980年代にベトナムで文化省や地元の人々が伝統的な音楽を後世に伝えようと、宮廷音楽の復興活動が起こりました。結果として「雅楽」も再び盛んになり、今でも宮廷行事で演奏されています。

 

ゴングの文化的空間

「ゴングの文化的空間」とはベトナム中部の高地に広がる州のことを指します。この地域には17近くの少数民族が集まって暮らしています。この地域に住む少数民族たちはいずれも、キン族(ベトナムの国民の90%以上がキン族と言われています)とは異なる独自の農業様式や文化様式を築いていたり、シャーマニズム思考やアミニズム信仰が強かったりすることが特徴です。 ちなみに、「ゴング」とは「鐘」のことを指しています。少数民族の中には「全ての鐘には神が宿っている」という考えが根強く残っているため、各世帯に少なくとも1つのゴングが置いてあります。ベトナムの急激な経済発展と近代化の影響で少数民族の伝統的な生活様式が薄れつつあります。そのため、ベトナム文化庁は伝統文化の保全活動として少数民族の保護に取り組んでいます。

【次のページ】
世界遺産が見たい方へ、おすすめツアー会社を紹介


おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...

ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板