ベトナム航空、再び上場廃止の危機

2023年02月03日(金)17時03分 公開
ベトナム航空、再び上場廃止の危機

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン証券取引所(HoSE)によると、ベトナム航空が2022年の連結決算で赤字を計上した場合、同社の株式(銘柄コード:HVN)は上場廃止となる可能性がある。

 

ベトナム航空は2022年12月31日までに子会社を除く単体で34兆2000億ドン(約1876億2299万円 )の累積損失を記録している。

 

純資産はマイナス10兆2000ドン(約548億4410万円)であった。

 

同社は子会社の利益を含む連結財務諸表を公表する必要があり、この報告書で累計損失が確認されれば、HVNは3年連続の赤字となり、ホーチミン証券取引所から上場廃止となる。

 

現在の規定では、3年連続で赤字を計上した場合や累積損失が払込資本金を超過した場合、純資産がマイナスになる債務超過の場合に上場が廃止される。

 

同社は昨年9月に5兆1000億ドン(約279億6854万円)以上の累積損失を計上し、ホーチミン証券取引所から上場廃止の警告を受けていた。

 

ベトナム航空と子会社のパシフィック航空、ベトナム航空サービス会社(VASCO)は、新型コロナウイルス感染症の流行により大打撃を受けた。

 

昨年、ベトナム航空は8兆ドン(約438億7580万円)相当のボーナス株800株を発行し、上場廃止を免れている。

 

 

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