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ベトナム人のカジノ利用、継続に関する新たな提案
<写真:thitruongtaichinhtiente.vn>
ベトナム政府は国内でベトナム人がカジノを利用することに関する試行期間が終了した後、これを継続するかどうかについて最終的な決定を下す予定である。
財務省が法務省に提出したカジノ事業に関する法案審査の資料によれば、2024年末までフーコックのカジノプロジェクトにおいて、ベトナム人の利用を試行する期間が延長されることが5月に政治局で承認された。
また、バンドンにおけるカジノプロジェクトに関しては、事業開始から3年間の試行期間が設定されている。
この政治局の方針に基づき、財務省はカジノ事業に関する法令を改正し、試行期間の延長を提案している。
財務省は公安省、計画投資省、文化スポーツ観光省、国家銀行、地方政府と協力し、これまでの実施状況を総括・評価した上で、権限ある機関が試行の終了または継続を判断する。
試行期間が終了した場合、政府はベトナム人のカジノ利用に関する継続または中止の決議を発表する予定である。
政府の決議が出されない場合、企業はこの活動を一時停止する必要があるとされている。また、決議によって継続が許可される場合、企業はその時点から活動を再開できる。
カジノ事業は条件付き業種であり、プロジェクトには最低20億ドル(約2943億8000万円)の投資が必要であると規定されている。
投資家は資金の50%以上を支出した後にのみ事業を行うことが可能となる。また、ベトナム人がカジノを利用するには、21歳以上で、月収が1000万ドン(約5万8600円)以上、または個人所得税の第3級以上に該当する必要がある。
2016年、政治局はフーコックとバンドンにおける2つのカジノプロジェクトでベトナム人の試行的な利用を承認したが、現在、実際に営業しているのは2019年1月に営業を開始したフーコックのカジノのみとなっている。
試行は当初2022年1月までとされていたが、2022年には財務省がさらに2年間の延長を提案し、2024年まで延長された。これは、新型コロナウイルスの影響でカジノ事業が思うように展開できなかったため、試行期間が短かったことに起因している。
現在、ベトナム国内では9つのカジノプロジェクトが稼働しており、そのうち6つが小規模、3つが大規模である。
ベトナム人が利用できる初のカジノは、フーコックの「コロナ・フーコック」で、1470台のゲームマシンと147のテーブルが設置されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。