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ベトナム・日本友好館、ロンアン省で竣工
<写真:laodong.vn>
ベトナムのナムロングループは15日、ロンアン省ベンルック地区にある統合都市Waterpoint内で、「ベトナム・日本友好館」の竣工式を執り行った。
本施設はベトナムと日本の国交樹立50周年を記念して建設されたもので、1年以上にわたる工事を経て完成した。
友好館の面積は約7000㎡で、Waterpoint都市区内のセントラルパーク地区に位置する。
施設内には文化交流館、レストラン、展示エリア、さらにはベトナムと日本の文化的要素を取り入れた庭園が設けられ、多目的に利用可能なスペースが整備されている。
この友好館は両国の友情を象徴するだけではなく、ナムロングループと日本のパートナー企業が築いてきた10年に及ぶ協力関係を体現する施設でもある。
竣工式では在ホーチミン日本国総領事の小野氏が「日越関係は政治、経済、文化の分野で非常に良好であり、ベトナムは日本にとって重要かつ対等なパートナーとなっている」と述べた。
また、この施設が「メコンデルタ地域における日越文化交流の中心地として、さらには日本文化体験の窓口として広く愛されることを期待している」と語った。
一方、ナムロングループの会長であるグエン・スアン・クアン氏は「このプロジェクトは地域社会への大きな貢献であり、また、長年にわたり協力してきた阪急阪神不動産や西日本鉄道などの日本のパートナー企業への感謝の表れである」と述べた。
また、ロンアン省政府や在ベトナム日本国大使館からの支援に感謝の意を示し、この施設が地域の文化と観光の新たな拠点となるように意欲を示した。
友好館が建設されたWaterpoint都市区は、ナムロングループと日本のパートナー企業によって開発された355ha規模の統合都市である。
この都市区はメコン川支流のヴァムコー川沿いに5.8kmにわたり広がり、バス路線を通じて市中心部と接続されている。
ベトナム・日本友好館はWaterpoint都市区に新たな文化・観光の魅力を加え、日越関係のさらなる深化を象徴する施設として、今後広く活用されることが期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。